大阪府が、新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種会場「大阪府庁新別館接種センター」を新設。今年度中に大学などを受験予定の高校3年生以上を対象に、優先接種することが9月22日の定例会見で発表された。
今回、同会場で優先接種枠となったのは40代から59歳までの人に加え、高校3年生以上(2022年3月卒業見込み、既卒や高卒認定資格者含む)で、入学試験のある大学など(短大、専門学校など含む)を今年度中に受験予定の人。
現在、重症化リスクの高い40代、50代のワクチン接種を急ピッチで進めているなか、入試の時期を前に10代が大半となる受験生の優先接種枠の設定となった。
その理由について吉村洋文知事は、「10代で非常に重大な、1回きりの勝負のタイミング。そのときにコロナにかかったらどうしようとか、怯えながら勉強するのは酷。思う存分力を発揮できるよう、ぜひ希望者の方はご利用いただきたい」と、接種を呼びかけた。
同会場では1日1000人の接種が可能で、期間中2万人の接種が可能。1回目接種を9月29日から10月24日まで(土日は受験生限定)とし、最初の5日間分の接種予約が9月25日・昼1時からスタートする。予約は公式サイトにて。
取材・文・写真/岡田由佳子
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