結果を出す人はスケジュールに予定ではなく「〇〇」を書く(ITmedia ビジネスオンライン) – Yahoo!ニュース

花のつくりとはたらき

※この記事は「経営者JP」の企画協力を受けております。

やるべきことを先延ばしにしてしまう

 以前の僕は、スケジュールに追われていました。スケジュール表は単なる予定表でした。来る日も来る日も、あるスケジュールをこなすだけの人生でした。でも、それでは成長しないし夢はかないません。

 夢を現実化させるのにはどうしたらいいのか? そんなことを研究するようになって10年ぐらいたつでしょうか。小学校や中学校では国語、算数、理科、社会は習いますが、「夢をかなえる」「幸せになる」という手法を習いません。だから自分で考えるようになったのです。

 ノートに夢を書いたり、神社でお祈りをしたり。そんな試行錯誤をしても、やはり夢はかないません。

 大学受験の時に僕は10校以上受けたのですが、ことごとくオチました。高いおさい銭を投げ、御札やお守りを買って祈ったのですが不合格でした。そこで痛感させられたのです。「夢を抱くだけではダメだ。行動が全てだ」。

 現役でいい大学に入り、いい企業で出世する。そんな僕の夢は絶たれました。夢をかなえるには、力をつける必要性があることを高校3年生で目の当たりにするのです。

 以来、「行動しよう」と決意したのですが、うまくいきませんでした。なぜなら、先延ばしにしてしまうからです。そしていつの間にか夢を忘れてしまうのです。日常生活をしていると、夢を忘れてしまうことが多々あります。仕事の目標、ダイエットの目標、人間関係のことなど、どんどん忘れてしまいます。そんなものです。

 あなたはどうでしょうか?

行動が劇的に変わるスケジュールの書き方とは?

 そこで僕は、スケジュールの書き方をこう変えました。単なる行動の予定ではなく、その予定を入れた目的を書くのです。

 何のためにこの予定があるのか? なぜ実行するのか?

 それを具体的にスケジュールに書くようにするだけで、実行力があがります。集中力があがります。行動の速度もあがります。

 例えば、スケジュールにただ「会議」と書くのではなく、「1億円のプロジェクトを実現するための企画を通す」と書く。「接待」と書くのではなく、「〇〇を買ってもらうための食事をしながらのミーティング」と書く。

 これらは全て、自分の夢や目標、やりたいことにつながっています。では企画を通すためには今から何をすべきなのか、商談を成功させるためにはどんな準備が必要なのか。そんなふうに考えていくと、どんどんスケジュールはやることで埋まっていき、夢や目標へ着々と向かっていくようになります。

 仕事だけでなく、プライベートの細かな予定もきちんとスケジュール化して、目的を書いてみてください。僕は家族とご飯を食べに行くときにも、どんな話をしようか考えて書いておきます。スーパーに買い物に行くときも、大好きな桃を買う、などと書きます。

こうすることで、日々「当たり前」に思っているささいなことも、その行動の意味や価値が大きく変わってくるはずです。

 もう一つ大事なのは、夢をメモしておくことです。僕には現在287個もの夢があり、毎日チェックしています。日常のあらゆるスケジュールと、287個の夢がつながっている。そのことを常に可視化しておくことが、夢の実現につながるのです。

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