9月5日(日・日本時間)に米ネバダ州ラスベガス/UFC APEXにて開催された『UFCファイトナイト・ラスベガス36』メインイベントのミドル級マッチにて、同級5位のデレク・ブランソン(37=米国)が、同級7位のダレン・ティル(28=英国)にリアネイキッドチョーク(裸絞め)による一本勝ちを決めた。
▶︎【動画】“レスリングエリート”ブランソンがテイクダウンから裸絞め一本勝ち!
ブランソンは大学時代NCAAディビジョン2でオールアメリカンに3度選出されたことのあるレスリングエリート。過去ユライヤ・ホールやリョート・マチダらトップランカーに勝利したこともある実力者で、現在4連勝中。今年3月の前戦では、それまで5連勝と登り調子だったケビン・ホランドを判定で退けた。
対する同級7位のティルはキック・ムエタイをベースにするストライカー。15年からUFCにウェルター級で参戦し、18年9月には当時王者だったタイロン・ウッドリーとのタイトルマッチに挑戦。19年からミドル級に転向し、トップランカーのケルヴィン・ガステラムに勝利した。
試合は1Rと2R、ブランソンが得意のテイクダウンからのグラウンド&パウンド攻撃でティルを圧倒。3R中盤、ティルがローキックとパンチラッシュでブランソンを一瞬ぐらつかせたが、ブランソンが反撃のテイクダウン。マウントポジションを奪うと怒涛のパウンド。殴られるのを嫌がり背を向けたティルのバックを取り、リアネイキッドチョークを極めた。
3R2分13秒、ブランソンが一本勝ちで5連勝を飾った。ブランソンは勝利コメントで、3年前に初回KO負けを喫した現ミドル級王者のイズラエル・アデサニヤの名前をあげ、タイトルマッチを要求した。
挑戦状を叩きつられたアデサニヤは大会後に自身のSNSで「冷静になれ、オマエはまだ格下だ」と、ブランソンに辛辣なメッセージ。果たして、ブランソンのベルトがかかった雪辱戦は実現するのか。
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