新型コロナウイルスの感染拡大の影響が続く中、文部科学省は今年度実施される高校入試の際に、ワクチン接種やPCR検査の陰性証明を受験の要件にしないよう、全国の教育委員会などに通知しました。
文部科学省は、デルタ株への置き換わりが進む中で、児童や生徒への感染も懸念されるとして、10日、全国の教育委員会などに今年度実施される高校入試における配慮事項を通知しました。
通知では入試の実施に当たり、PCR検査などによる陰性証明やワクチン接種を受験の要件にしないよう求めているほか、陰性証明を提出しないことやワクチン接種をしていないことを理由に受験生が不利益を被らないよう強調しています。
このほか「出席日数」や「出席停止」の記載により、臨時休校や分散登校で影響を受けたり、感染や感染不安により学校に登校できなかったりした特定の受験生が不利益を被ることがないよう、重ねて求めています。
また、小中学校などの入試の際も同様に配慮してほしいとしています。
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