iTeachers TV Vol.287 札幌山の手高等学校 中鉢 雄己彦 先生(後編) – ICT教育ニュース

花のつくりとはたらき

iTeachersとiTeachers Academyは8日、iTeachers TV Vol.287 札幌山の手高等学校の中鉢 雄己彦 先生による「学校全体で取り組むICT(後編)」を公開した。

先生間のコミュニケーションが進み、生徒にもICTを利用して情報共有する場面が格段に増えてきた。後編では、先生と生徒の間でのICT活用事例を紹介する。「学びなおし」を中心として、一部の教科の先生に負担が集中しないよう学校全体で取り組んでいる。ICTを利用して、これまで取り組んできた教育活動をブラッシュアップし、それにより、これまでやりたくてもできなかったことが可能になった。少しずつだが、学校全体で取り組む体制が整ってきていることを実感しているという。

中鉢先生の担当教科は理科。教師たちの情報共有方法を改善したいという思いから、2016年にOffice365(現Microsoft365)の導入を管理職に提案し、学校でのICT活用のスタートを切る。PCに関する専門的な知識はないものの、Office365内に用意されていたパーツを使ってベンダーに頼ることなく情報共有できるシステムを構築。先生たちのPCアレルギーをなくしたいと考えている。

後半の「教育ICTなんでも3ミニッツ」。今回は、情報通信総合研究所の平井聡一郎 氏による「学校DXのキモは「共有」」。

平井氏は、茨城県の公立小中学校、教育委員会で33年間の勤務を経て現職。茨城大学非常勤講師、経済産業省産業構造審議会臨時委員、文部科学省学校教育情報化推進専門家会議委員、文部科学省ICT活用教育アドバイザー、総務省地域情報化アドバイザー、内閣官房デジタルの日検討委員会WG委員、他複数の自治体の教育アドバイザーを務める。現在は、全国を廻り、ICT機器整備からその活用、プログラミングやオンライン授業まで、ICT活用全般のコンサルティングに取り組んでいる。

□ 学校全体で取り組むICT(後編)

□ 学校全体で取り組むICT(前編)

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