沼津市教育委員会は三十一日、市立小中学校の二学期を、九月一日から始めると発表した。市内の新型コロナウイルス感染者の増加が続いたため、八月二十三日に終了予定だった夏休みを、三十一日まで延長していた。その間、準備してきた感染防止対策が整ったという。
新学期はこれまで行ってきた密集回避や換気をさらに徹底。理科のグループ実験や家庭科の調理実習など、感染リスクの高い活動を当面見合わせる。部活動も緊急事態宣言中は中止。文部科学省の通知に基づき、同じクラスで複数の児童・生徒が感染した場合は学級閉鎖などとする。
感染や濃厚接触者と認定されるなど長期間、学校に来られない児童・生徒には、一人一台配布しているタブレット端末を活用して、オンライン授業を受けられるようにした。(渡辺陽太郎)
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