松山市の小中学校 新学期は3日間授業を短縮【愛媛】(テレビ愛媛) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース

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あと1週間足らずで2学期が始まりますが、次の感染の山場と見られます。特に、まん延防止措置の重点地区になっている愛媛県の松山市に、中村知事は小中学校の2学期の対応を見直すよう求めていました。

その松山市は27日、市内の小学校と中学校の当面の対応策を発表しました。

まず、2学期がスタートする来週1日の水曜から3日の金曜までは午前中のみの授業にします。来週いっぱい授業時間が短縮されます。学校で児童や生徒らの接触の時間を減らし、少しでも感染のリスクを抑えるための措置です。子供は給食を食べた後、すぐ下校することになります。給食はマスクを外して食事することになります。

給食を行う理由について野志市長は、「これまでも間隔をあけて黙食をするなどし感染対策が徹底されている」「保護者の負担を減らす」としています。

減った授業はどうやって補うんでしょうか?削減される授業時間は3日間で最大6時間分になります。通常の授業に戻ったあと集会などの行事を減らすことで遅れを取り戻せるとしています。

また、家庭の事情で学校で預かる必要がある児童については、教員が午後3時半頃まで預かったのち、通常通り放課後の児童クラブを行うということです。

気になる週明け6日以降の対応は、感染状況をみながら2日(木)までに知らせるとしています。松山市内では県立学校も授業を短縮しているほか、また公立の学校以外でも新学期への対応に追われています。

済美高校・永井康博校長:「もう2学期が始まりますけど、本校の場合、
約1900人という多くの生徒がいますので、できるだけ早く学校内に生徒の数を減らしたい、分散登校を予定しております」

済美高校は、来月2日からまん延防止の期限の12日まで、分散登校にします。1、2年生は、授業を午前と午後に分け学年で交互に入れ替える体制がとられます。3年生は受験を控えているため授業は終日続け、推薦入試や就職を控える生徒は半日の授業にします。必要に応じて個別指導の機会を設けるということです。

また、アストラゼネカ社のワクチンについて新しい対応が示されました。

これまで職場接種に使われていたんですが、限定的に対象が広がりました。その対象は県内に住む18歳以上で(1)アレルギーなどでファイザー社やモデルナ社のワクチンが使えない人、(2)海外でアストラゼネカ社製を1回接種した人になります。

予約の期間は今月30日から来月8日までの10日間。およそ50人を想定しています。予約は24時間対応の専用のWEBと専用の電話で受け付けます。接種は県立医療技術大学で来月の13日・18日・21日・27日の4日間です。なんで対象を限定したんですか。最大の理由は供給量が減ったためとしています。

テレビ愛媛

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