附属池田中学校生徒らが東京パラリンピックボッチャ日本代表選手への応援ビデオを作成
附属池田中学校の生徒らが,東京パラリンピックボッチャ日本代表である中村拓海選手に向けた応援ビデオを作成しました。応援ビデオは,8月11日(火),中村選手の勤め先である社会福祉法人愛徳福祉会大阪発達総合療育センターにて,感染対策を充分に講じたうえオンラインで行われた同選手の壮行会で流されました。
中村選手との交流は2年前にさかのぼり,同校の「総合的な学習の時間」で3年間通じて行う人権教育のうち,1年生が障がい者理解学習に取り組む中で,同選手をゲストティーチャーとして招いたことがきっかけです。この交流をきっかけに,同校は2年前から1年生の保健体育科でもボッチャをカリキュラムに位置付け,昨年には生徒たっての希望によりボッチャ部を新設しました。
生徒らは,中村選手の東京パラリンピック出場を祝うとともに,活躍を願う意味を込めて応援ビデオを作成しました。応援ビデオでは,中村選手をゲストティーチャーとして迎えたときのボッチャに取り組む様子を流し,ボッチャで使用するボールを用いて作った「中村さんガンバレ」というメッセージ映像や,ダンス映像などを音楽に合わせて披露しました。
中村選手は応援ビデオを視聴した後,「今回はこのようなあたたかいメッセージをいただきありがとうございました。色んな方からのメッセージに感動しました。しっかり頑張りたいと思います」と意気込みを述べました。
中村選手との交流を始める草分け役となった同校の三好達也教諭は「一昨年前に中村選手との関わりを持たせていただいたことは,生徒たちにとって新しいスポーツや考え方と出会うきっかけになり,ボッチャを通して多くのことを学び,繋がりを持つことができました」と語りました。
附属池田中学校の生徒(応援ビデオより)
2019年11月21日に中村選手を招いた授業の様子(応援ビデオより)
壮行会の様子(中央:中村選手)
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