千葉県で、新型コロナに感染した妊婦が入院先の見つからないまま自宅で早産し赤ちゃんが亡くなったことを受けて、福岡市は、ワクチン接種を希望する妊婦の優先予約を実施します。
福岡市は24日に臨時の記者会見を開き、まだワクチンを接種していない妊婦とその同居人について、市のコールセンターに連絡すれば優先的に接種の予約を行うと発表しました。
妊婦のコロナ感染を巡っては、千葉県で感染した妊婦が自宅療養中に産気づいたものの入院先が見つからず出産し、赤ちゃんが亡くなりました。
これを受けて福岡市でも、早期のワクチン接種を希望する妊婦からの問い合わせが、これまでに数件あったということです。
▼福岡市・高島市長
「今回の事案を受けて、できるだけ早期にワクチンを受けようと思う妊婦さんもいらっしゃると思います。まずはとにかく連絡をして欲しい」
市によりますと、ワクチンの集団接種を希望すれば、早ければ数日後に接種を受けられるということです。
また、福岡市は、まもなく2学期が始まる市立の小中学校について、8月30日から緊急事態宣言の期限の9月12日まで、一斉に時差登校を行うと発表しました。
学年ごとに15分から30分ずらして登校するなど学校ごとに対応を決め、感染状況に合わせて短縮授業や分散登校などへの切り替えも検討し、その場合はオンライン授業で学びの場を確保する方針です。
また、宣言期間中は、音楽の合唱や理科の実験、修学旅行、運動会などの行事も中止します。
テレビ西日本
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