ブレッドボードやmicro:bitを使った電子工作教材
最近、教育市場で注目を集めているのが、はんだ付けが一切不要な「ブレッドボード」や、イギリスのBBCが主導して開発された手のひらマイコン「micro:bit(マイクロビット)」を使った電子工作教材だ。今回のEDIX東京 2021でも、複数のブースで展示があった。
次世代商品開発研究所ブース
次世代商品開発研究所のブースでは、小中学生を対象としたブレッドボードやタブレットを使った教材を展示していた。
先述の通り、ブレッドボードは、はんだ付けが不要である。そのため、小学校低学年でも比較的安全に扱えることがメリットだ。同社のブレッドボード教材は、タブレット端末で組み立て方や回路の仕組みを学べるため、児童/生徒も自分のペースで作業を進められることも魅力といえる。
同社のブースでは、ブレッドボードを使う「自動運転カー」の他、はんだ付けが一切不要で、金属箔(はく)テープで回路をつなぐ「ソーラーICオルゴール」、はんだ付けが必要な「ミニ野菜工場キット」も展示されていた。ソーラーICオルゴールは、幼稚園/保育園の児童も対象に含まれるという。
スイッチエデュケーションブース
スイッチエデュケーションのブースでは、micro:bitを活用した電子工作キットが展示されていた。
はんだ付けが必要な中学校向けの「ライントレーサー」や、小学校の理科学習用の「電気の利用」キット、6足歩行ロボット「プログラミング・フォロ」の他、佼成学園高等学校と共同開発を進めているロボットキットのデモが行われていた。
Powered by the Echo RSS Plugin by CodeRevolution.