チョ・グク元法相の娘の入学取り消し要求続出…高麗大・釜山大の学生も合流(朝鮮日報日本語版) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース

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 チョ・グク元法相の娘チョ・ミン氏が入試に活用した「7大スペック」は全て虚偽だという判決が出たことを受け、韓国では野党を中心に、チョ・ミン氏の入学取消を要求する声が強まっている。チョ氏が在学していた高麗大学と釜山大学の学生らも、チョ氏の入学取消要求に乗り出した。

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 高麗大学の同窓生コミュニティー「コーパス」には13日現在、こうした内容の掲示物が100件以上もアップロードされている。ある高麗大生は「チョ・ミンは『校友』呼訴人」だと書き込んだ。

 高麗大生は、鄭真沢(チョン・ジンテク)総長の決断を要求する書き込みも相次いで行った。鄭真沢総長は今年6月30日に「2審判決で虚偽の書類だということが確定したら措置を取りたい」と言っていた。

 高麗大生らは「総長、自らなされた発言に責任を取る時がきました」「鄭総長、赤っ恥な生き方をしてはなりません」とコメントした。

 コミュニティーの運営者は「(チョ氏の)高麗大学入学が取り消され次第、コーパスのIDを永久格下げ処理したい」とした。このコミュニティーは、高麗大生であるという認証を受けてはじめて利用できる。チョ氏の入学が取り消されたら、同窓コミュニティーの利用を永久的にできないようにするというわけだ。

 オンライン大学コミュニティーサービス「エブリタイム」の釜山大学コミュニティーにも「釜山大学は早くチョ・ミンの入学を取り消すべき」というコメントが載った。

 また、別の学生は「チョ氏の書類操作の事実が認められたのだから医師資格も剥奪すべきではないか」と書き込んだ。このほかにも「大学に通っているのが恥ずかしいレベル」と、大学当局の遅い対応を指摘する書き込みが相次いで載った。

 オンラインでは、「暴力ストップ!」というネット上の流行語をもじって「チョ・ミン診療ストップ!」というコンテンツもアップされた。チョ・ミン氏は入学取消措置が遅れている間に医師国家試験に最終合格し、現在は韓国電力公社の傘下にある韓一病院でインターンを務めている。

 釜山大学の入学選考公正管理委員会は今月18日に全体会議を開き、チョ氏の入試不正疑惑についての最終決定を大学本部に報告する予定だ。委員会は今年4月から調査に着手し、毎週会議を開いてきた。

 なお、チョ・ソウォン氏(旧名:崔順実〈チェ・スンシル〉)の娘チョン・ユラ氏は、1審判決が出る前に清潭高校および梨花女子大学の入学を取り消されている。

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