【大学合格者ランキング2021*「現役」進学率編】京大首位は東大寺学園 合格者数トップの北野を逆転(朝日新聞EduA) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース

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京大入学者に占める現役の割合(特色入試を除く)は、大学発表でここ3年、60.3%→62.9%→64.7%と推移しており、上昇傾向だ。最近の大学入試では現役進学志向が高まっており、浪人生が減っていることもあるとみられる。ただ、志願者数に占める現役の割合は今年は66.9%だが、入学者になると64.7%に下がる。浪人生のほうが合格率や進学率が高いということだ。もっとも、長い目で見れば、30年前の京大合格者に占める現役の割合は53.5%だったから、近年は現役合格者・進学者が増えていることは間違いない。特色入試を加えれば、現役合格者の比率はさらに高まるだろう。

その京大の現役進学率(現役進学者数÷卒業生数)トップは、東大寺学園(奈良)の21.4%で、唯一の20%超だった。東大現役進学率トップの筑波大附駒場が43.8%なのに比べるとかなり低い。近畿圏では志望校が京大集中というわけではなく、やはり難関の国公立大医学部の人気が高いからだろう。京大の医学部以外の理系学部を目指さず、他の国公立大医学部を狙う受験生も多いようだ。

2位は現役進学者数トップの北野(大阪)の18.9%だった。北野は現浪合わせた合格者数も95人で4年連続トップだったが、現役進学率では2位となった。3位は甲陽学院(兵庫)の18.4%。以下、大阪星光学院(大阪)の14.8%、洛星(京都)の14.0%、堀川(京都)の13.9%、西京(京都)の11.9%と続いた。トップ10には京都の学校が4校入り、昨年の2校から倍増している。

現役率低い首都圏などの高校

一方、学校によっては、合格者現役率(現役合格者数÷全合格者数)に差がある。なかでも低さが目立つのが近畿圏以外の学校だ。現役進学率24位の旭丘(愛知)は、合格者39人のうち現役は19人にとどまり、合格者現役率が5割を切っている。同様に49位の西(東京)も21人中10人が現役、54位の武蔵・私立(東京)も14人中5人が現役だった。立川(東京)は合格者5人のうち現役ゼロ、豊田西(愛知)も4人のうち現役ゼロで、ランキング表には出てこない。逆に21位の須磨学園(兵庫)は、合格者25人中23人が現役で、合格者現役率が92%に達している。現役が強いか弱いかは1年ごとに波がある。来年はどうなるのか注目したいところだ。

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