小学5・6年生で体育も教科担任導入へ – TBS NEWS

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 小学5・6年生で来年度から導入する予定の「教科担任制」について、文部科学省は対象となる教科を外国語(英語)、理科、算数に加え、新たに「体育」も含めるとする有識者会議の報告書を29日に公表しました。

 文科省は必要となる費用を来年度予算の概算要求に盛り込む方針です。小学校ではこれまで学級担任制が主流でしたが、教科担任制では、中学校のように教科ごとに専門教員が教えます。音楽などでは既に多くの学校で導入されていますが、高学年から内容が難しくなる教科の理解度を高めるとともに、1人の教員の受け持つ授業数を減らして「働き方改革」を進める狙いもあります。

 今年1月、中央教育審議会は英語など3教科での導入を答申しましたが、有識者会議の報告書では「体育」も追加することとなりました。理由として、「小学校高学年になると技能差や体力差が広がりやすく個々の能力に適した指導が必要となる」ことなどをあげています。

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