◆第103回全国高校野球選手権岩手大会 ▽決勝 盛岡大付9—4花巻東(24日、岩手県営)
盛岡大付が花巻東の3大会連続優勝を阻止し、4年ぶりに夏の聖地への切符を手にした。初回に3番・金子京介(3年)の高校通算56本目となる左越えソロで先制。金子は大会新記録となる5試合連続本塁打となった。
3—1の4回に同点に追いつかれ、6回は両軍共に1点を加える接戦だったが、8回に盛岡大付の打線が爆発した。6番・南から3連打で無死満塁。8番投手の渡辺が右前適時打を放つと、その打球を右翼手が後逸し、一挙3得点。さらに後続も続き、この回計5得点で突き放した。
9—4の9回2死、花巻東は高校通算22本塁打のスーパー1年生、3番・佐々木麟太郎が打席に立ったが、セカンドゴロに倒れて試合終了。盛岡大付がライバルとの激闘を制した。
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