茨城県教委は12日、来春の県立高、県立中学・中等教育学校の入学者選抜実施要項を発表した。高校の特色選抜は、水戸一が新たに行い、野球で実績があり学業と両立してきた生徒を対象とする。一方で、2年間志願者のいなかった筑波、明野の両校が取りやめ、全日制の特色選抜実施校は前年比1校1学科減の65校1分校113学科となる。
水戸一(普通科)の特色選抜は、野球の部活やクラブチームに所属して3年間積極的に取り組み、入学後も硬式野球部に所属する生徒-などを出願要件とする。同高は「学生野球の父」と呼ばれる飛田穂洲の母校。今年の春季関東高校野球県大会で45年ぶりの4強入りを果たしている。
高校全日制の入学者選抜は、友部が2023年度から普通科を定時制のIT専科に改編するため一時的に募集停止。これにより前年比1校1学科減の86校1分校154学科で実施する。
高校の出願期間は2月8〜10日。学力検査は3月3日、追検査は同9日。特色選抜や連携型中高一貫教育校の面接などは同4日、合格発表は同14日とした。また新型コロナウイルスにより追検査を受検できなかった人は、追加の検査を受検できる。期日は3月18日。
中学・中教校では新設2校を含む計13校で入学者選抜を実施する。出願期間は12月1〜3日。選抜検査は1月8日、合格発表は同19日。下妻一高、水海道一高の来春開校する各付属中の募集定員はそれぞれ40人とした。
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