中学入試 志望校の決め方 受験方法のセミナーを行いました – JIJICO

花のつくりとはたらき



中学入試の学校の決め方、受験方法について飯倉講師を中心にセミナーを行いました。

初めに相澤より、国語について話をさせて頂きました。

ある英語の研究によると、文章を理解するにあたり5%の言葉の意味が分からないと、文章理解が出来なくなるそうです。

言語が異なるので、多少の違いはありますが日本語の場合も、近いものがあるかと思います。そこから考えてみると、「語彙力」が大事になってきます。

志学の場合では、低学年では、まず「言葉の学校」を用い、文章慣れと語彙力強化をしていきます。

そこから、5年生では、意味の分からない言葉は、辞書を使って調べ語彙力の強化をします。

6年生になると入試に向け、要約・記述力強化をしていきます。「大人が読む文章を読めるようになろう」をテーマとして取り組んでいきます。どの教科においても、問題を読めないと始まりません。

その意味では国語が大事な役割となります。

北区、荒川区の学習塾,志学ゼミ塾長の阿部です

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保護者の皆様からの声もご紹介しています。

次に、飯倉講師から受験における保護者の立ち位置についての話をさせていただきました。

受験のきっかけをみていくと、母親が最も多く次いで、父親、子供本人という内訳になっています。

このことから、受験に際して保護者自身が志望校に関するプロフェッショナルとなるくらい、興味・関心をもって情報を集めて貰いたいということをお伝えしました。

アンケートによると、受験時に心の支えとなった人物に関して50%以上の人が母親と答えています。

このことから、身近な保護者が自分の行く学校に興味を示していると、子供は安心感をもって勉強できるため受験が成功しやすい傾向にあります。

首都圏における、受験者の状況もお伝えしています。

今年は1都4県で30万人が受験しました。

東京都だけで17万人もの受験者数を誇り過去25年間を振り返ってみても、最も多かった2007~2010頃と遜色ない人数です。

ここから見えてくることは、コロナ禍でのZOOMやリモートでの生徒対応に満足して、私立中学校を目指す生徒なども後押しをし、コロナや少子高齢化の影響は少なくとも中学受験において、難易度低下等の影響を及ぼさないということです。

むしろ、都内の実力者たちが他県の学校へ出ていかないことから、少数精鋭型の受験となり難易度はむしろ上がっているとさえいえるほどです。この傾向は、今年度も変わらないと予想しています。

志望校の選び方です。まずは私立を目指すのか、都立を目指すのか?を明確な方針が必要であることをお伝えました。

その根拠として、私立型と一貫校型で問題の出題形式が大きく異なっている点を挙げています。

計算の答えだけ出せばよい私立に対し、途中式の説明や自分で必要な理科の実験内容を作る一貫校の入試問題は、使う技能が異なるため、それに沿った問題演習が必要なためです。

更に、調査書の存在も見逃せません。

都立一貫校では、小5・小6時の成績が得点化されてきます。

ここでは具体的に受かったこの点数や、逆にどういった点の取り方であれば受かるのか?を数字を使ってシミュレートしていきました。

私立・公立一貫問わず、学校を決めるきっかけは「プールがないから、プールのない学校に行きたい」などの小さなものから始めても全く問題はありません。

志学ゼミとしては、まずは通いやすいかどうか?を判断基準として、保護者様に学校を提案しています。

また、冒頭で申し上げたように保護者様自身が積極的に、学校の説明会などに出席して頂き情報を集めることも大事です。

とくに文化祭・体育祭などはそこに通う生徒の「素」がでる機会ですから、学校の雰囲気や様子を見るのによい機会となります。

一貫校の場合6年間通う場所ですから、そういった設備や雰囲気のリサーチをして子供に合うかどうかを見ることもとても重要です。

そして、最後に外部模試を受けていただきその偏差値から最終的に学校を絞って受験校を決めていきます。

受験校が決まったら次はスケジューリングです。

都内の私立は、2/1~2/4での入試実施日がほとんどですが、原則として早い日程ほど倍率が低く、後半になればなるほど倍率があがってきます。

そのため、志望校を最初の方に固めたり、所謂「合格校」を最初に入れるなどの調整が必要です。こちらに関しては10月以降の進路面談で保護者様と一緒におこなってきます。

志学ゼミ

塾長:阿部泰志

東京都北区東田端1丁目12-3 稲垣ビル2F~4F

電話:03-3894-0568(代表)

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