すららネットは9日、同社の提供する無学年式AI×アダプティブラーニング「すらら」が、名古屋市の委託を受けて不登校生の受け入れを行っている星槎名古屋中学校で導入されたことを明らかにした。
星槎名古屋中学校は不登校生を積極的に受け入れる学校という特性上、在籍生徒の学習歴はさまざまで、授業の中でも一人ひとりに合った学習活動を行うことが求められており、そうした環境において、小学校の学習単元を含め過年度にさかのぼって学び直し、未履修分野の習得にひとりで取り組むことができ、基礎学力を着実に養える教材として「すらら」が導入された。
さらに、毎日の登校が難しい生徒であっても、自宅での学習記録がデータとして記録され、管理画面で詳しく確認できるという点から、今後は学習記録をもとに出席扱いとして認めることも視野に入れて検討している。
なお、同校は、学校休校時の無償ID提供と経済産業省EdTech導入補助金での活用を経て「すらら」の学習効果を実感し、本格導入にいたったという。
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