小中学生が好きな教科と苦手な教科、どちらも1位はあの教科 – リセマム

基本問題
 ニフティは2021年5月13日、「好きな教科・苦手な教科」に関するアンケート調査の結果を公表した。好きな教科は、 小学生、 中学生ともに「算数・数学」が1位、 苦手な教科についても小学生、 中学生とも「算数・数学」が1位となった。

 調査は、ニフティが運営する子ども向けサイト「キッズ@nifty」にて、小中学生を中心とした子供たち3,117人を対象に、2021年4月1日~4月30日、「好きな教科・苦手な教科」に関するアンケート調査を実施。教科の中で一番好きなのは、小学生は「算数・数学」が23%でトップ。ついで「理科」20%、「国語」17%と続いた。中学生の好きな教科は同様に「算数・数学」が21%でトップ。ついで「社会」20%、「国語」19%となった。小学生では2番目に人気の「理科」が、 中学生では最下位となり、 対照的な結果となった。

 一番苦手な教科は、小学生は「算数・数学」が36%ともっとも多く、ついで「苦手な教科はない」20%、「社会」13%と続いた。中学生の苦手な教科は、小学生と同様に「算数・数学」が35%ともっとも多く、ついで「社会」18%、「英語・外国語活動」16%と続く。小学生では「苦手な教科はない」との回答が20%で2番目に多くなったが、 中学生では10%に減少し、 中学生になると特定教科への苦手意識を持つ子供たちが多くなっているようだ。

 実技系教科で一番好きなものは、小学生が「図工・美術」が24%ともっとも多く、ついで「体育・保健」21%、「音楽」14%。中学生は「音楽」25%がもっとも多く、「図工・美術」23%、「体育・保健」17%と続いた。実技系の教科では、 小学生では「図工・美術」、 中学生では「音楽」が人気で、「プログラミング」は、 2021年2月にキッズ@niftyで「習い事」についての調査を実施した際、 「一番やってみたい習い事」としてランクインしていたが、 今回の調査では上位には入らず、 学校授業の教科としてはまだ浸透していないようだ。

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