ことし2月、大阪府高槻市の小学校で、体育の持久走中に倒れて亡くなった男子児童がマスクをつけて走っていた可能性があることについて、遺族が「運動中のマスクの危険性を周知してほしい」と訴えました。
ことし2月、高槻市の小学5年生の男子児童が5分間の持久走中に倒れ、その後、死亡が確認されました。児童は保健室に運ばれた際、アゴにマスクがかかっていて、走っている間につけていた可能性があります。
児童の父親はマスクと死亡との関連性はまだ調査中だとしたうえで、運動中のマスク着用の危険性を改めて周知してほしいと訴えました。
亡くなった児童の父親「こんなに元気な子が一瞬で命が亡くなるんだって。学校側に関しては、生徒たちにマスクをつけるつけないの選別をゆだねないでいただきたい。これから特に熱中症(のリスク)もあるので、(マスクの)使い方を考えていただきたい」
スポーツ庁は、全国の教育委員会に対し、体育でのマスク着用は不要と通知しています。
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