【高校受験2022】宮城県公立高入試…宮城第一の理数科再編、学力検査3/4 – リセマム

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 宮城県教育委員会は2021年5月21日、2022年度(令和4年度)宮城県公立高等学校入学者選抜について募集定員や日程等を公表した。全日制課程では前年度比320人減の1万3,880人を募集。宮城第一は、理数探究科と国際探究科を新設する。

 2022年度宮城県公立高等学校入学者選抜では、全日制課程が前年度比320人減の1万3,880人、定時制課程が前年度比40人減の960人、計1万4,840人を募集する。通信制課程(美田園高校)は、一期入学者選抜450人、二期入学者選抜50人の計500人。

 2023年度(令和5年度)の大河原商業高校と柴田農林高校の再編統合にともない、大河原商業高校定時制課程を募集停止。中学校卒業者数の減少に基づき、名取北(普通科)、泉(普通科)、塩釜(普通科)、岩出山(普通科)、岩ヶ崎(普通科・文系教養コース)、登米(普通科)、石巻市立桜坂(普通科・学励探求コース)を各1学級減とする。

 宮城第一は、理数科(2学級)を廃止、理数探究科(1学級)と国際探究科(1学級)を新設。海外の学校とも交流しながら多角的な視野を身に付けるとともに、現代的な諸課題に対して探究活動を行い、その成果を海外にも発信する力を育成する。理数探究科と国際探究科の生徒募集は、くくり募集を行う。

 宮城野は学科改編を実施し、総合学科(2学級)を募集停止、普通科を1学級増とする。総合学科で実施してきた探究活動を普通科に取り入れ、特色ある普通科を設置。異年次、異学科の横断による相乗効果をねらいとした探究学習「ゼミナール」を通じて、生徒自らが主体的に課題を発見し、探究的な学びに取り組むことにより、生徒ひとりひとりの輝きを導き出し、よりよい未来社会を構想する未来デザイン力を育成する。

 第1次募集と連携型選抜の学力検査は2022年3月4日。国語・社会・数学・理科・英語の5教科の学力検査を行う。学校によっては面接・実技・作文を実施する場合がある。

 追試験は3月10日、やむを得ない事由で本試験を受験できなかった生徒を対象に実施する。合格発表はいずれも3月16日。合格者数が募集定員に満たない高校では、3月23日に第2次募集の学力検査等を実施する。

 宮城県教育委員会は、「令和4年度宮城県公立高等学校入学者選抜方法等一覧」も公開。学校ごとの共通選抜と特色選抜の募集人数、共通選抜の学力検査と調査書の比重、特色選抜の配点等を一覧にまとめており、宮城県教育委員会Webサイトから閲覧できる。

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