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フリージャーナリスト・川村真貴子

教育ひろば

 中学校の教員の知人やママ友たちに取材していて、この地方の今年の高校受験では私立高校が人気だったと聞きました。公立志向の強い土地柄ではありますが、特色のある教育内容やコロナ禍でのICT教育の充実、課外活動が多様であることなどが評価されているのに加え、これまでは「学費が高い」という理由で敬遠した家庭でも授業料の補助制度の充実で私立高校が身近になってきたようです。

 「私立高校の推薦入試の日、中学校に登校したのはクラスの半分ぐらいだった」

 名古屋市内の公立中学校から公立高校を希望した娘からそう聞いたママ友は、私立志向の高まりを実感したそうです。

 現役の公立中学校の教員も「…

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