市内高ヶ坂在住の佐藤昇さん(=人物風土記で紹介)が教育実践を元に辿り着いた教育論や教師論をまとめた著書「子どもに寄り添う教師」(発行・ブイツーソリューション/定価1100円)を上梓した。2年前に自費出版した「学校の先生だったグランパ」から2年ぶり、書店等に流通するものとしては初。
佐藤さんは町田市生まれ。東京大学理学部卒。1972年から16年間、町田市(南中)・世田谷区・狛江市の各公立中学校で、理科の教師として勤務し、バレーボールの指導にも力を注いだ。88年から教育行政の道に進み14年間、教育主事や管理主事として調布市教育委員会・東京都多摩教育センター・東京都教育庁に勤務。2002年から中学校に戻り10年間、豊島区・町田市(鶴川二中)の校長を務めた。引退後、12年から19年まで町田市教育委員会委員を務め、委員長も歴任。特にカウンセリング(教育相談)を専門としている。「この度、ささやかな教育実践をもとに拙い教育論や教師論をまとめました。学校教育に関心のある方や現役の先生たちに読んでいただけたらありがたいです」と佐藤さんは話す。
同書はオンライン書店を含む一般の書店で注文できる。
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