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専門家に聞く“教科書改訂” 中学英語をどう学ぶ?

 この春、中学校の教科書が改訂され、とくに「英語」は学習する英単語の数が増えるなど大きく変わりました。専門家は、「指導方法が重要」と指摘しています。

 中学校の教科書の改訂は、約10年ぶりの学習指導要領の改訂に伴うもので、このうち「英語」は、学習する英単語の数が600語程度増え、「現在完了進行形」や「仮定法」など、これまで高校で習っていた文法の一部が加わりました。

敬愛大学 向後秀明 教授


「より豊かな内容をやりとりをするためには、幅広い語彙が必要になる。表現の豊かさを求めるのに合わせて語彙・文法も増えている」

 こう説明するのは、英語教育に詳しい敬愛大学の向後秀明教授です。

 今回の改訂は、相手と“やりとり”することを重視していて、向後教授は「中身が濃いコミュニケーションを図るためには、一定の語彙数が必要」と説明します。

 ただ、授業時間はこれまでと変わらないため、生徒には負担になることも懸念され、向後教授は「教師の指導方法が重要になる」と指摘します。

敬愛大学 向後秀明 教授


「ある課題を与えて、その中で英語を使う状況をつくり、やりとりする。言語活動を通して徐々に語彙を身に着けていくという指導方法が非常に重要になってくる。単語・文法も文脈から切り離し『覚えなさい』ではなく、場面や状況に合わせて、子どもたちに触れさせていくことが大事」

 一方、教科書や授業方法が変わることで、入試や定期テストはどうなるのか、不安を抱く生徒も多いということで、千葉県内有数の学習塾「市進」でも改訂に応じた指導に力を入れています。

市進 高校受験指導室 室長 新井俊朗さん


「今までは、2~3週間前から学校の定期試験勉強を始めるよう指導していた。今期は1か月半前くらいから始めていく。とくに英語が苦手な生徒に関しては、今までの勉強では恐らく通用しない。その子たちのために、普段からの学習計画、学習内容を寄り添いながらサポートしていく」

 英語を学んだり、教えたりする際、何が重要なのか…。最後に、向後教授に聞いてみました。

敬愛大学 向後秀明 教授 「それぞれ到達すべきレベルは違って良いと思う。受験を最終のゴールとするのではなく、生徒が将来を切り開くためのサポートとして英語をとらえて欲しい」

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