お子さまにとっても親御さんにとっても、テストの点数や学校の成績表はとても気になるもの。しかし、「勉強する気が起きない」「上手な勉強の仕方が分からない」と悩む中学生が多いのも事実です。
「きちんと勉強したら、きちんと結果が出てほしい」
その方策として、1つの選択肢となるのが塾でしょう。
「そろそろ塾に通うべき…?」と迷っているかたのために、塾を検討するほうがよいケースや、集団塾・個別指導塾のメリット・デメリットなど、塾選びに必要なポイントを解説します。
通塾は、どんなときに検討すべき?
塾に通わずに勉強を続けてきたお子さまが、「勉強する気になれない」「どうやって勉強したらよいのか分からない」と感じ始めたら、勉強のやり方が分かる他の人の助けが必要かもしれません。
中学生になると苦手な教科・単元が出てくる子は多いものです。学習でつまずきや不安が出てきたときは、
・どこまでさかのぼって復習すればいいのか
・どのようなところでつまずきやすいのか
・どう対策すればいいのか
という3点を知ることがポイント。しかし、これを中学生本人が見つけるのは大変です。きちんと把握するには第三者からのアドバイスが有効です。
もし親御さんが勉強方法や内容を教えてあげても効果が見られない場合やサポートが難しい場合は、塾によるサポートを検討するとよいでしょう。
また、高校入試に向けて志望校の決定や入試対策を考え始めたときに、通塾を検討するご家庭も多くみられます。
学習塾の種類は?
学習塾は指導形式により、大きく分けて「集団塾」と「個別指導塾」の2種類があります。
集団塾は、1人の講師が一度に多くの生徒に向けて授業を行うタイプの塾。入塾テストなどで習熟度別にクラス分けが行われたり、定期的に塾内のテストが実施されたりします。生徒一人ひとりに対応して学習や授業が進むというよりも、塾の授業ややり方を基準として、それぞれの生徒が補習や受験勉強を進めていく形になります。
個別指導塾は、1人の講師が一度に1~数名の生徒の授業を行うタイプの塾。一度に2人以上の生徒の授業を行うといっても、授業はそれぞれの生徒に合わせて進められます。そのため、生徒のうち1人は中学生、もう一人は高校生といった組み合わせも珍しくありません。授業の進め方は、通塾の目的や生徒の理解度、どのようなテストの対策をしたいかなどによって決まります。
集団塾にも個別指導塾にも、それぞれにメリット・デメリットがあります。「こちらのほうが絶対に良い」というものではありませんので、塾を利用する目的やお子さまの性格、勉強の進め方などを考慮して選ぶとよいでしょう。
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