小中学生一緒に校歌 「小松市松東みどり学園」開校 1年生17人、7年生22人入学|学校・教育|石川のニュース|北國新聞 – 北國新聞

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開校式で校歌を歌う児童生徒=6日午前9時20分、小松市松東みどり学園

  南加賀初の一貫校

 南加賀初の小中一貫の義務教育校「小松市松東みどり学園」の開校式と入学式は6日、同校で行われ、児童生徒や教職員が新たな一歩を踏み出した。新1年生17人と3月に小学部を卒業した7年生22人の入学式が行われ、新しい学びやでの生活に胸を膨らませた。

 小中一貫の義務教育校は石川県内で3校目。開校式では、児童生徒代表の木村想さん(9年)が「仲良く、力を合わせて、地域に誇れる学校を作っていきましょう」と述べた。喜多真聖さん(9年)と吉田陽菜さん(6年)に校旗が授与され、石黒和彦教育長、和田慎司市長、高野哲郎市議会議長、廣田恵子校長があいさつした。

 私服姿の1~6年生と制服姿の7~9年生の全189人が一緒に校歌を響かせた。

 同校は2018年3月に閉校した金野、西尾、波佐谷の3小学校と、今年3月に閉校した松東中が統合して開設した。校舎は改修した旧松東中を利用する。

 生活科に当たる「未来探究科」を設け、1~9年生がSDGs(持続可能な開発目標)を学ぶほか、1年生から英語教育が行われる。5年生から英語と理科で教科担任が指導し、7~9年生が取り組む部活動に参加できるようになる。

 市内在住ならば通学区にかかわらず入学・転校できる「広域通学モデル校」となる。

  南加賀71校で入学式

 小松、加賀、能美、川北の各市町で6日、小中学校など計71校の入学式が行われた。各校では新型コロナ対策として、マスク着用や手指消毒、保護者の入場人数制限などの措置が取られた。

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