【2022年度教員採用試験】採用担当課長に聞く最新動向 – 教育新聞

【2022年度教員採用試験】採用担当課長に聞く最新動向-–-教育新聞 基本問題
三重県教育委員会 教職員課長 中村 正之 

【1.求める教師像】
  • 教育に対する情熱と使命感をもつ人:子どもに対する愛情や教育者としての責任感が強く、常に子どもの人格と個性を尊重した指導ができる人
  • 専門的知識・技能に基づく課題解決能力をもつ人:常に自己研鑽に努め、子どもとともに課題に取り組む創造性、積極性、行動力をもつ人
  • 自立した社会人としての豊かな人間性をもつ人:優れた人権感覚と社会人としての良識に富み、組織の一員として関係者と協力して職責を果たし、子どもや保護者との間に深い信頼関係が築ける人
【2.選考の特徴及び実施要項の主な変更点】
《選考の特徴》

「教員として求める人物像」に適する人物を幅広く確保していくため、学力評価のみならず、人物評価を重視した多面的な選考を行うとともに、教員採用選考試験に関する情報提供の推進を図り、試験内容や選考方法の客観性・透明性を確保しています。

また、多面的な選考を推進する一環として、一般選考の他に「障がい者を対象とした特別選考」「社会人特別選考」「教職経験者等を対象とした特別選考」を実施しています。加えて、学校教育に有効な特技・資格に係る加点の措置を行っています。

《主な変更点》
  • 小学校教諭、特別支援学校教諭(小学部)の第2次試験の技能・実技試験については、「音楽」「体育(器械運動)」「英語リスニング」とします。水泳は実施しません。
  • 特別選考のうち、「小学校英語教育推進者特別選考」、「スポーツ競技者特別選考」を終了します。
  • 2022年度三重県公立学校教員採用選考試験において育児休業代替任期付職員の選考も兼ねて行います。
  • 2022年度三重県公立学校教員採用選考試験より、申込方法を原則電子申請のみとします。
【3.2022年度採用選考の日程等】
《説明会》

実施要項発表後、各大学で開催されるガイダンス等に参加させていただき、概要や申込方法等を説明します。また、5月中旬にオンラインにて、三重県教員採用選考試験説明会を実施します。

説明会の案内をウェブサイトに掲載するとともに、採用試験に関する情報についてもウェブサイトに随時掲載していきますのでご覧ください。

また、ツイッターをあわせてご覧ください。

  • 実施要項発表:5月上旬~中旬(予定)
  • 実施要項:上記ウェブサイトからダウンロードできます。
  • 受付:5月中旬~6月上旬(予定)。インターネットによる電子申請で受け付けます。
  • 1次選考試験:7月17日(土)
  • 2次選考試験:8月中旬~下旬

※日程は都合により変更することがあります。

【4.2022年度の採用見込み数】

未定です。2021年度の校種別の合格者数は、次の通りでした。

  • 小学校教諭:230人
  • 中学校教諭:124人
  • 高等学校教諭:42人
  • 特別支援学校教諭:18人
  • 養護教諭:18人
  • 栄養教諭:5人
【5.人物試験の評価観点】

本県の教員として求める人物像にある「教育に対する情熱と使命感」「専門的知識・技能に基づく課題解決能力」「自立した社会人としての豊かな人間性」を評価しています。

【6.受験者へのメッセージ】

教員をめざす方々には、確かな知識や技能を習得するとともに、コミュニケーション能力をはじめとする人間関係を構築する力を高めてほしいと考えています。また、自立した社会人としての常識を身につけるとともに、組織の一員として関係者と協力する姿勢など、教師としての資質向上に努められることを期待しています。

【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
  • 小学校:998人、230人、4.3倍
  • 中学校:836人、124人、6.7倍
  • 高校:496人、42人、11.8倍
  • 特別支援:102人、18人、5.7倍
  • 養護教諭:193人、18人、10.7倍
  • 栄養教諭:36人、5人、7.2倍
【8.試験内容・配点】
《第1次選考試験》
  • 筆答試験(専門):中学校・高等学校150点、小学校・特別支援学校・養護教諭・栄養教諭100点
  • 筆答試験(教養):50点
《第2次選考試験》
  • 論述試験50点、技能・実技試験100点(小学校・特別支援学校(小学部)英語リスニングのみ30点)、面接(個人)150点

※合格基準点は、設定していません。

【9.論文課題】

2020年度実施(新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、校種・教科により午前と午後に分けて実施しました。)

《午前》
▽第1問

令和2年3月に策定された三重県教育ビジョンでは、「教職員の資質向上とコンプライアンスの推進」を施策の一つとしており、教職員に求められる素養や専門性として以下の6つを示しています。

あなたが、保護者や地域から信頼を得て教育活動を行うために、特に重要と考える素養又は専門性を1つ取り上げ、その理由と、選んだ素養や専門性を高めるためにどのようなことを実践していくのか、250字以内でまとめなさい。

素養:「教育的愛情」「コンプライアンス意識」「コミュニケーション力」

専門性:「授業力」「生徒指導力」「学校組織運営力」

▽第2問

三重県では、平成30年4月に「三重県いじめ防止条例」を制定し、いじめ防止の取組を一層進めるとともに、令和2年3月に策定された三重県教育ビジョンにおいても、「いじめや暴力のない学校づくり」を施策の一つとして推進しています。

あなたが、「いじめや暴力のない学校づくり」を実現するために取り組みたいことを具体的に挙げ、その取組によりどのような教育的効果が得られるか、250字以内でまとめなさい。

▽第3問

次の図1、図2は、「OECD 生徒の学習到達度調査2018年調査(PISA2018)のポイント」(令和元年12月 文部科学省・国立教育政策研究所)に示されたものである。(※調査対象は義務教育終了段階の15歳児)

日本におけるデジタル機器の利用状況について、図1、図2それぞれから読み取れることを具体的に述べなさい。また、それらを踏まえて、今後あなたがデジタル機器を活用して取り組みたい教育内容について、300字以内でまとめなさい。

図1


図2

《午後》
▽第1問

令和2年3月に策定された三重県教育ビジョンでは、「読書活動・文化芸術活動の推進」を施策の一つとしていますが、平成31年度(令和元年度)全国学力・学習状況調査の結果では、授業以外に平日平均10分以上読書をする本県の小中学生の割合は、小学生が63.9%、中学生が45.5%となり、全国平均を下回っている状況です。

児童生徒の読書活動を推進するために、あなたが取り組みたい内容を挙げ、その理由と期待できる効果について、250字以内でまとめなさい。

▽第2問

「外国人児童生徒受入れの手引き 改訂版」(2019年3月 文部科学省総合教育政策局男女共同参画共生社会学習・安全課)には、外国人児童生徒等が直面する課題として、以下の5点が挙げられています。

これらの課題のうち、外国人児童生徒等が日本において学校生活を送る上で、あなたが特に重要であると考えるものを1つ取り上げ、その理由と学校において課題解決に向けどのように取り組むかを、250字以内で述べなさい。

  1. 学校への適応、居場所の確保
  2. 「学習するための言語能力」の習得
  3.  学力の向上
  4.  かけがえのない自分をつくりあげていくこと
  5.  新たな課題(不就学、母語・母文化の保持、進路の問題)
▽第3問

「教育の情報化に関する手引」(令和元年12月 文部科学省)には、遠隔教育の類型として、以下の3つが示されています。

これらの類型から1つ取り上げ、「遠隔授業の類型(イメージ)」を参考にして、その遠隔授業が効果を発揮しやすいと考えられる学習場面や状況と、その理由について具体的に述べなさい。また、その遠隔授業をより効果的に実施するための工夫について、あなたの考えを300字以内でまとめなさい。

1.合同授業型

当該教科の免許状を保有する教師それぞれが指導している複数の教室をつないで授業を行う形態。

2.教師支援型

当該教科の免許状を保有する教師が行う授業に対して、専門家等が遠隔の場所から協働して授業を行う形態。

3.教科・科目充実型

高等学校段階において、原則として、当該学校の教師(当該教科の免許状の有無を問わない)の立会いの下、当該教科の免許状を保有する教師が遠隔の場所から授業を行う形態。

【10.面接試験の実施方法】
《第1次試験》
  • 集団面接:新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、未実施
《第2次選考試験》
  • 面接形式:模擬授業を含む個人面接
  • 所要時間:個人面接約25分
  • 実施の流れ:試験会場で課題が提示され模擬授業を含む個人面接に移る。模擬授業の課題についても当日に示される。
  • 主な質問内容:学校現場における具体的な場面での対応について
滋賀県教育委員会 採用選考担当課長 保田 誠 

【1.求める教師像】

滋賀県では、次の3点を「求める教師像」としています。教師という仕事に情熱と意欲を持ち、常に理想の教師像を追い求めながら、教師になってからも学び続けられる方を求めています。

  • 教育者としての使命感と責任感、教育的愛情を持っている人
  • 柔軟性と創造性を備え、専門的指導力を持っている人
  • 明朗で、豊かな人間性と社会性を持っている人
【2.選考の特徴及び実施要項の主な変更点】
《選考の特徴》

一般選考では、県外の現職教諭、国公立私立学校の教諭経験者、大学からの推薦を受けた者に一次選考試験の一部免除を設けたり、障害者特別選考、スポーツ特別選考、社会人特別選考、国際貢献活動経験者特別選考を設けたりして、多様な人材の確保に努めています。また、志願者を多面的に評価することにより、総合的に人物重視の選考を実施しています。

《主な変更点》

2022年度採用選考の変更点:主な変更・改正点は次のとおりです。

  1. 「専門教科・科目」における加点項目の追加と変更を行います。
  2.  滋賀県外の現職の教諭等に対する、第1次選考の一部免除の要件に「滋賀県内外の私立学校教員」を追加します。
  3.  公立学校または国立大学法人附属学校の教諭経験者に対する、第1次選考の一部免除の対象校種職種に、「滋賀県内外の私立学校教員」、「養護教員」、「栄養教員」を追加します。(ただし、臨時栄養士経験による栄養教員の一部免除はできません。)
  4. 社会人特別選考の対象教科(高等学校、理科・農業・工業)に、高等学校、数学・英語を加え、出願資格を一部変更します。

詳細については、4月中旬に公表する実施要項で発表します。

【3.2022年度採用選考の日程等】
  • 説明会:2022年度採用に向けた説明会は近隣の大学において昨秋から今冬に終えています。
  • 願書配布:紙の出願書類はありませんので、4月下旬に滋賀県教育委員会ウェブページに掲載する志願書のファイルをダウンロードしてください。
  • 受付:4月30日(金)~5月19日(水)
  • 1次選考試験:筆記:6月27日(日)、面接:7月3日(土)・4日(日)、
  • 2次選考試験:第2次選考は8月16日(月)~下旬の間で指定する1日または2日間。
【4.2022年度の採用見込み数】

2022年度の採用見込数は未定です。

2021年度採用では次の通りでした。

  • 小学校教員230人程度
  • 中学校教員120人程度
  • 高等学校教員70人程度
  • 特別支援学校教員30人程度
  • 養護教員15人程度
  • 栄養教員若干人

障害者特別選考、スポーツ特別選考、社会人特別選考、および国際貢献活動経験者特別選考における採用数は、一般選考の採用予定数に含みます。

【5.人物試験の評価観点】

以下の観点で評価しています。

  1. 態度
  2. 社会性
  3. 積極性
  4. 堅実性
  5. 表現力等
【6.受験者へのメッセージ】

受験に際しては、『滋賀の教育大綱』や教育委員会のウェブページなどに掲載されている内容などにより、本県の特色ある教育について理解を深めてください。

また、滋賀県教員のキャリアステージにおける3つの人材育成指標を公開していますので、「準備ステージ」に示している3つの教員に求められる資質能力を意識しながら、教育実習や学校ボランティア、講師などにより多くの経験を積んでください。

【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
  • 小学校:634人、234人、 2.7倍
  • 中学校:580人、121人、4.8倍
  • 高等学校:402人、70人、5.7倍
  • 特別支援:170人、32人、5.3倍
  • 養護教員:98人、15人、 6.5倍
  • 栄養教員: 16人、1人、16.0倍
【8.試験内容・配点】
  • 1次試験:一般教養・教職教養、専門教科、小論文、面接試験※筆記試験・小論文・面接の配点割合は4:2:4。
  • 2次試験:指導実技、専門実技、面接試験※実技・面接の配点割合は4:6。
【9.論文課題】

教育をとりまく現状や今日的課題を正しく認識し、情熱とやる気を持ってその解決につながる考えを記述するようなテーマを設定しました。指定字数は600字以内でした。

【10.面接試験の実施方法】

面接試験の実施方法は、第1次選考では40分程度で討論を含む集団面接、第2次選考では10分程度で個人面接を実施しました。

本県の教員としてふさわしく、その資質を備えているかを見るために様々な観点から質問を行いました。

京都府教育委員会 教職員人事課長 仲井 宣夫 

【1.求める教師像】

京都府では、教員に必要な「5つの力」を掲げています。

  1. 「気づく力」児童生徒一人一人を深く理解し、寄り添った指導ができるよう、小さな変化にも気づくことができる力
  2. 「伸ばす力」豊かな人間性と高い専門性に基づく優れた指導力を有し、児童生徒一人一人が豊かな未来を切り拓いていけるよう、それぞれの個性や能力を最大限に伸ばすことができる力
  3. 「挑戦する力」探究心や自律的に学ぶ姿勢を持ち、時代の変化や自らのキャリアステージに応じて求められる資質能力を高めながら、諸課題の解決に向け、挑戦することができる力
  4. 「つながる力」他の教職員、保護者や地域社会、多様な専門性を持つ人材と効果的に連携・分担しながら、組織的・協働的に諸課題を解決するため、チームの一員としてつながることができる力
  5. 「展望する力」次代を担う人材に必要な学びを提供できるよう、広い視野で時代や社会、環境の変化を的確につかみ取り、未来を展望することができる力
【2.選考の特徴及び実施要項の主な変更点】

2022年度採用選考の実施要項については、現在検討中です。

学習指導要領の改訂等新たな教育改革に対応できる人材を確保するために、筆記試験一部免除として、2021年度採用選考では小学校志願者で、中学校・高等学校の教科の普通免許状を有する者に対し専門教科に加点する制度を新たに実施。

また、引き続き大学推薦特別選考に合格した受験者、京都府内公立学校で講師等の経験者及び他府県現職者は一般教養を免除、英語資格所有者は専門教科を免除、スペシャリスト特別選考受験者は一般教養と専門教科を免除、前年度1次合格者は 全ての筆記試験を免除として実施しています。加点措置としては英語資格所有者や国際貢献活動等の従事経験者に対して専門教科に加点する制度も実施しています。

【3.2022年度採用選考の日程等】

未定のため以下は予定となります。

  • 説明会:(京都府総合教育センター等):5月上旬
  • 願書配布:4月下旬
  • 願書受付:4月下旬~5月下旬
  • 第1次試験(筆記):6月下旬
  • 第1次試験(面接):7月上旬
  • 第2次試験(実技):8月中旬
  • 第2次試験(個人面接・教育実践力テスト):8月中~下旬
【4.2022年度の採用見込み数】

未定です。2020年度実施試験では次のとおりでした。

  • 小学校:140人程度(北部採用枠うち30人以内)
  • 中学校:110人程度(北部採用枠うち15人以内)
  • 高等学校:90人程度(北部採用枠うち10人以内)
  • 特別支援学校:45人程度(北部採用枠うち15人以内)
  • 養護教諭:15人程度
  • 栄養教諭:若干人
  • スペシャリスト特別選考:若干人
  • 障害者特別選考:若干人
【5.人物試験の評価観点】

小論文においては、課題把握、論理的表現力などを評価しています。面接試験 においては、使命感・責任感、教員としての素養、豊かな人間性・社会性、専門 性を観点として総合的に判断しています。

【6.受験者へのメッセージ】

京都府では、教員等の資質能力の向上に関する指標を策定し、キャリアステージに応じて身に付けるべき資質能力を示しています。教員を目指す方については、この指標のステージ0(着任時)や、求められる京都府の教員像で掲げる「5つの力」を意識しながら、学生ボランティアやインターンシップ、講師など学校現場で多くの経験を積んでいただきたいと思います。また、小学校志願者には英語指導力や、全校種志願者に対しICTを活用した指導力に期待するなど、現在の教育改革の内容を敏感にキャッチして準備を進めていただきたいと思います。面接試験では、これらの経験から学んだことなどを、自らの言葉で伝えられるように準備していただければと思います。

【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
  • 小学校:486人、145人、3.4倍
  • 中学校:519人、120人、4.3倍
  • 高等学校:591人、109人、5.4倍
  • 特別支援:171人、55人、3.1倍
  • 養護教員:82人、16人、5.1倍
  • 栄養教員:29人、5人、5.8倍
  • スペシャリスト特別選考:16人、1人、16.0倍
  • 障害者特別選考:9人、0人
【8.試験内容・配点】
《第1次試験》
  1. 小論文:A・B・Cの3段階評価のうちA・B
  2. 専門教科:小学校及び特別支援学校は平均点の90%以上、中学校社会は平均点の95%、他教科は平均点の85%、高等学校の国語は平均点の95%とし、他教科は平均点の100%とする。養護教諭及び栄養教諭は平均点の90%とする。
  3. 面接試験
▽合否判定

上記1.・2.のすべての基準点を満たした者のうち、面接評価上位の者から第1次試験合格とする。

ただし、人物重視の観点から小学校、特別支援学校において面接点が80点以上の者については、専門教科における得点がそれぞれの平均点の80%以上で合格とする。また、受験者の少ない校種・教科において、面接点が70点以上の者については、専門教科における得点がそれぞれの平均点の80%以上で合格とする。

《第2次試験》
  1. 一般教養試験:中学校及び高等学校は校種ごと又は、教科ごとの平均点から15点切り下げた点数を基準点とし、そのいずれかの基準点以上を合格基準を満たしているものとする。小学校、特別支援学校、養護教諭及び栄養教諭は平均点から15点切り下げた点を基準点とし、その基準点以上を合格基準を満たしているものとする。いずれも5点きざみで端数切り捨て
  2. 個人面接及び教育実践力テスト(配点:150点及び100点)はA~E評価とし、それぞれ下記の評価がある場合には、合格基準を満たしていないものとする。(面接官は個人面接は3人、教育実践力テストは2人):ア)面接官のうち2人以上がD以下の評価である場合、イ)1人でもE評価がある場合
  3. 実技試験(配点:100点)は、各校種・教科ごとに基準点を定め、その基準点以上を合格基準を満たしているものとする。ただし、実技試験が2種類以上ある種・教科については、その全ての種類において基準点以上である場合に実技試験の合格基準を満たしているものとする。
▽合否判定

上記1.の基準を満たす者のうち、2.・3.の総合点が上位の者から合格を決定する。

【9.論文課題】
▽全校種・教科共通(字数指定なし)

京都府教育委員会では、「一人一人を大切にし、個性や能力を最大限に伸ばす」ことを重点目標の一つとして掲げ、教育活動を推進しています。

すべての児童生徒が豊かな未来を切り拓いていけるよう、それぞれの個性や能力を最大限に伸ばしていく取組を行う上で、どのような点に留意する必要があると考えますか。昨今の子どもを取り巻く状況や課題に触れながら述べなさい。また、このことを踏まえ、具体的にどのような教育活動を進めていこうと思いますか。あなたの考えを述べなさい。

【10.面接試験の実施方法】
《第1次試験》
  • 小学校、特別支援学校、スペシャリスト特別選考においては、個人面接(15分程度)
  • 中学校、高等学校、養護教諭、栄養教諭においては集団面接(20分程度)
《第2次試験》
  • 全校種・教科において、個人面接(20分程度)と教育実践力テストを実施。
  • 教育実践力テストは模擬授業(12分程度)を実施。
▽面接試験の主な質問内容例
  • 受験者本人に関することについて
  • 意欲・教員としての資質について
  • 教育公務員としての心構えと識見について
  • 学習指導、児童生徒指導について
  • 教育問題、教育時事について

※面接試験質問項目例及び教育実践力テストの内容については、京都府府政情報センターにおいて、一般閲覧可能。

京都市教育委員会 教職員人事課長 関 智也 

【1.求める教師像】

本市では、「確かな学力・豊かな心・健やかな体の調和のとれた育成」を通じ、子どもたち一人ひとりが夢と希望を持って未来を切り拓いていけるよう、保護者・地域・大学・産業界・NPO等の方々と連携し「市民ぐるみ・地域ぐるみ」の教育改革を進めています。

こうした本市の教育を担っていただくため、確かな知識や高い専門性に裏打ちされた確固たる指導力を有していることにとどまらず、①子どもへの愛情や慈しむ心を持った先生②絶えず自己研鑽に励み、互いに切磋琢磨して高め合うことができる先生③幅広い知識と柔軟な思考で、子どもの育成に全力で取り組む先生を求めています。

【2.選考の特徴及び実施要項の主な変更点】
《選考の特徴》

本市では、知識や専門性を問う筆記試験に加え、人物を重視した選考としており、全受験者を対象として1次試験から個人面接を実施、その他にも集団面接や模擬授業を実施しています。また、常勤講師経験者、社会人経験者等を対象とした試験の免除制度を設け、さらに国際貢献活動経験者や大学等の研究機関において研究・開発・調査等の経験を有される方、スポーツ競技で優れた成績を収めた方、英語を第一言語とする方、障害がある方を対象とした特別選考を設置するなど、本市教育の一層の活性化に向けて幅広い人材を募集しています。

《主な変更点》

変更点については、現在未定です。今後発表する実施要項を御確認ください。

【3.2022年度採用選考の日程等】

以下の日程は予定ですので、実施要項等にて確認してください。

  • 説明会:4月24日(京都会場)※関東会場は未定
  • 願書受付:4月20日~5月12日
  • 第1次試験(筆記):6月26日
  • 第1次試験(面接):6月27日、7月3日、4日のうち指定する1日
  • 第2次試験:8月21日、22日
【4.2022年度の採用見込み数】

現在未定です。なお、2020年度実施試験では次のとおりでした。

  • 小学校【幼稚園含む】:170人程度
  • 中学校【全教科】100人程度
  • 高校【国語・地理歴史(世界史、日本史)・数学・理科(物理、化学、生物)・英語・情報・工業】15人程度
  • 総合支援学校60人程度
  • 養護教諭:10人程度
  • 栄養教諭:5人程度
  • 国際貢献活動経験者特別選考:5人以内
  • フロンティア特別選考(理数工コース、保健体育コース、英語ネイティブコース):10人以内
  • 現職教諭特別選考:一般選考に含む、障害者特別選考:一般選考に含む。)
【5.人物試験の評価観点】

本市の求める「教師像」(【1.求める教師像】を参照)に基づき、資質や専門性、意欲、使命感などを評価しています。

【6.受験者へのメッセージ】

本市では「一人一人の子どもを徹底的に大切にする」という教育理念のもと、保護者・地域・大学・産業界・NPO等の方々と連携し、市民ぐるみ、地域ぐるみの教育改革を推進しています。ホームページ等を参照し、本市の教育施策を十分理解いただき、本市教員としてどのような教育実践を行いたいかを具体的に考えていただきたいと思います。

【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
  • 幼稚園・小学校:635人、163人、3.9倍
  • 中学校:612人、98人、6.2倍
  • 高校:204人、20人、10.2倍
  • 総合支援:177人、65人、2.7倍
  • 養護教諭:101人、11人、9.2倍
  • 栄養教諭:35人、5人、7.0倍
【8.試験内容・配点】
  • 1次試験:個人面接70点、専門筆記100点、実技試験(中高・英語)30点
  • 2次試験:論文20点、集団面接35点、模擬授業(指導案作成を含む。幼稚園を模擬保育)60点、実技試験 中・美術、中・音楽、中高・英語、中・保体、養護(30点)
【9.論文課題】

京都市の情報公開コーナーにて閲覧・コピー(有料)が可能です。

【10.面接試験の実施方法】
  • 個人面接:1人10分程度の面接を実施しています。また、面接の中でロールプレーを実施しています。
  • 集団面接:討議題に対し、集団で討議を行っていただきます。
  • 模擬授業:作成した指導案に基づいて授業を行っていただきます。
大阪府教育委員会 教職員人事課長 金森 充宏

【1.求める教師像】

大阪府教育委員会が求める人物像は次の通りです。

  • 「豊かな人間性」…何より子どもが好きで、子どもと共感でき、子どもに積極的に心を開いていくことができる人
  • 「実践的な専門性」…幅広い識見や主体的・自律的に教育活動に当たる姿勢など、専門的知識・技能に裏打ちされた指導力を備えた人
  • 「開かれた社会性」…保護者や地域の人々と相互連携を深めながら、信頼関係を築き、学校教育を通して家庭や地域に働きかけ、その思いを受け入れていく人
【2.選考の特徴及び実施要項の主な変更点】
《選考の特徴》

大阪府では、即戦力となる熱意ある優秀な教員を採用するため、人物重視及び専門性の確保を両立する選考を行っています。また、障がいのある方に対して特別選考「障がい者対象の選考」を行います。

《主な変更点》

主な変更点は、以下のとおりです。

一般選考〔E;英語資格所有者〕の資格要件について、これまで対象としてきた「TOEICRListening & Reading Test」に加え「TOEICRSpeaking & Writing Tests」が必要です。また「TEAP」、「TEAP CBT」を追加します。

【3.2022年度採用選考の日程等】
  • 説明会:4月3日(午前の部・午後の部)、8日(夜間の部)
  • 受験案内配布:ホームページに掲載・大阪府庁等で配布。
  • 出願:3月18日10時から4月23日18時まで
  • 第1次筆答テスト:6月26日
  • 第2次面接テスト:7月14日、15日、16日、17日、18日(いずれか1日を指定)
  • 第3次筆答・実技テスト:8月15日、18日、21日、29日(校種等・教科(科目)により、日程が異なります。)
  • 第3次面接テスト:8月下旬~9月下旬(いずれか1日を指定)
【4.2022年度の採用見込み数】
  • 小学校・小中いきいき連携:約500人(うち、『小中いきいき連携』約50人)
  • 中学校:約410人
  • 高等学校:約330人
  • 支援学校・幼稚部・小学部共通・小学部:約90人(うち男性約45人、女性約45人)、中学部:約50人、高等部:約100人、自立活動(肢体不自由教育):若干人、理療:若干人
  • 養護教諭:約25人
  • 栄養教諭:約10人
【5.人物試験の評価観点】
《第2次選考面接テスト》
  • 「社会人として望ましい態度であるか」「望ましい対人関係を築ける資質を備えているか」
《第3次選考面接テスト》
  • 面接:「教育を取り巻く状況や課題を理解しているか」「教職について理解し、意欲をもって取り組む姿勢はあるか」「教員としてふさわしい実践的なコミュニケーション能力を備えているか」
  • 模擬授業:「児童生徒の意欲を高め、関心を引きつけられるか」「児童生徒に対して適切な言葉で理解させようとしているか」
【6.受験者へのメッセージ】

大阪府では、求める人物像に即し、人間的に魅力のある方を採用することに力点をおいています。教員は、成長過程にある子どもたちと日々直接向き合う仕事であることから、受験予定者の皆さまには、多くの人との出会いなどを通じて様々な経験をし、たくさんのことを学んでおいてほしいと思います。その中において、自分の強みや弱みを理解し、人間的な魅力をより高めてください。

激しく変容する社会情勢の中、教育に対する熱い気持ちと高い志をいつまでも持ち続け、「すべての子どもの学びと育ちの保障」に尽力されようとする方をお待ちしています。

【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
  • 小学校:1780人、521人、3.4倍※小中いきいき連携含む
  • 中学校:1756人、350人、5.0倍
  • 高等学校:1686人、205人、8.2倍
  • 支援学校:658人、157人、4.2倍
  • 養護教員:400人、25人、16.0倍
  • 栄養教員:92人、11人、8.4倍
【8.試験内容・配点】
  1. 第1次選考
    • 筆答:150点(満点150点)
  2. 第2次選考
    • 面接+筆答:面接150点、筆答(第1次選考)150点(満点300点)
    • 面接:150点
  3. 第3次選考
    • 面接+筆答:面接420点、筆答400点(満点820点)
    • 面接+筆答+実技:《小学校、小中いきいき連携、支援学校「幼稚部・小学部共通」「小学部」》面接420点、筆答350点、実技50点(満点820点)、《上記以外》面接420点、筆答200点、実技200点(満点820点)
    • 面接:420点(満点420点)
【9.論文課題】
▽実施校種等:『小学校』『小中いきいき連携』『支援学校』「幼稚部・小学部共通」「小学部」

※【現職教諭対象の選考】【大学院進(在)学者対象の選考】以外の選考区分のみ。

▽課題内容『小学校』『小中いきいき連携』

いじめを正確に認知することは、いじめへの対応の第一歩です。そのため、教職員は、ささいな兆候であっても、いじめを隠したり軽視したりすることなく積極的にいじめを認知し、的確に対応していく必要があります。


あなたは小学校の学級担任として、いじめを発見した場合やいじめの相談を受けた場合には、その後、いじめの解消に向けてどのように対応しますか。また、その際、いじめが「解消している」状態とはどのような状態であると考えますか。500字程度(450字以上550字以下)で具体的に述べなさい。

▽『支援学校』「幼稚部・小学部共通」「小学部」

「特別支援学校小学部・中学部学習指導要領」(平成29年4月告示)では、自立と社会参加に向けた教育の充実のため、小学部、中学部段階からのキャリア教育の充実を図ることを規定しています。キャリアとは、人が生涯の中で様々な役割を果たす過程で、自らの役割の価値や自分と役割との関係を見いだしていく連なりや積み重ねであり、障がいのある児童生徒については、個々の障がいの状態に応じたきめ細かい指導・支援の下で、適切なキャリア教育を行うことが重要です。

あなたは、支援学校幼稚部・小学部の教員として、子どもたちの個々の障がいの状態に応じたきめ細かい指導・支援の下で、適切なキャリア教育を行うために、どのような学びの機会を設定し、どのようなことに留意してキャリア教育の取組みを行いますか。具体的な取組みを一つあげ、500字程度(450字以上550字以内)で述べなさい。

【10.面接試験の実施方法】
  • 第2次選考:一般選考、特別選考ともに1人約10分の個人面接を行いました。
  • 第3次選考:一般選考、特別選考ともに面接テストについては約4分30秒の模擬授業及び約15分の個人面接を行いました。
大阪市教育委員会 教職員人事担当課長 本 教宏 

【1.求める教師像】

大阪市では、子どもが安心して成長できる安全な社会(学校園・家庭・地域)の実現や、心豊かに力強く生き抜き未来を切り拓くための学力・体力の向上に貢献できる次のような教員を求めています。

  1. 「情熱」 教職に対する情熱、愛情、使命感を持ち、困難にも立ち向かえる人
  2. 「教師としての基礎力」 広く豊かな教養を基盤とした、専門性と指導力を備えた人
  3. 「人間味」 子どもに対する教育的愛情と、カウンセリングマインドを備えた人
【2.選考の特徴及び実施要項の主な変更点】
《主な変更点》
  • ボランティア加点制度の活動対象期間を拡大
  • 「特別支援学校教諭の普通免許状を所有する受験者に対する加点」を拡充
【3.2022年度採用選考の日程等】

以下の日程は予定ですので、実施要項等にて確認してください。

  • 説明会:開催が決まり次第、ホームページ等で周知します。
  • 願書配布:受験案内は本市教育委員会のホームページからダウンロードしていただくことが可能です。
  • 出願:4月1日午前10時から5月6日午後5時まで
  • 第1次選考筆答テスト:6月26日
  • 第1次選考面接テスト:7月3日、4日、10日、11日、22日、23日
  • 第2次選考筆答テスト:8月21日
  • 第2次選考実技テスト:8月15日、17日、28日、9月11日、18日、25日
  • 第2次選考面接テスト:9月4日、5日、18日、25日、26日
【4.2022年度の採用見込み数】
  • 「幼稚園」「幼稚園・小学校共通」約10人(うち、「幼稚園」の採用予定数は半数を超えないものとします。)
  • 「小学校」約440人
  • 「中学校」約210人
  • 「養護教諭(幼稚園)」約5人
  • 「養護教諭(小学校・中学校共通)」約10人
  • 「栄養教諭(小学校・中学校共通)」若干人
【5.人物試験の評価観点】

面接テストでは、主に教員としての「資質」、「表現力」、「社会性」といった点を、評価の観点としております。また、個々のテストにおける評価の観点につきましては、受験案内で公開しておりますので是非ご覧ください。

【6.受験者へのメッセージ】

大阪市では、英語や特別支援教育の高い専門性、またICT機器の活用に関する専門的な知識を持ち、実践力を備えた人材を求めています。教員を目指される方々には、学校ボランティアや学習サポーターなどによって、より多くの現場経験を積み、より高い実践力を身につけていただきたいと思います。その経験は教員採用選考テストだけでなく、採用後の勤務においても大きな力となります。

大阪市の学校園で先生として活躍していただける皆さんをお待ちしています。

【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
  • 幼小共通:45人、10人、4.5倍
  • 小学校:1037人、455人、2.6倍
  • 中学校:930人、343人、3.1倍
  • 高校:327人、30人、11.0倍
  • 養護教諭[幼]:5人、6人、5.0倍
  • 養護教諭[小中高]:223人、26人、9.0倍
  • 栄養教諭:50人、5人、10.0倍
【8.試験内容・配点】
《1次テスト》

特例のない受験者は、大問30問、教職教養等と思考力・判断力を測る問題からなる筆答テストを、90分の択一式により行い、合格基準点に達した受験者を対象に約10分の個人面接を行いました。また、特例により1次筆答テストが免除された人には1人約10分程度の個人面接を実施しました。

《2次テスト》

幼稚園・小学校共通、小学校では、90分の択一式の専門教養テストを、その他の校種教科では択一式及び記述式の専門教養テストを行いました。また、受験者全員に対して、場面指導を取り入れた個人面接テストを約15分行い、幼稚園・小学校共通、小学校、「保健体育・英語・音楽・美術」につきましては実技テストをあわせて行いました。

中学校(特別支援学級)については、面接テスト以外は、所有する中学校の普通免許状の教科に関するテストを行いました。(複数所有している人はそのうち受験を希望する教科をひとつ選択)面接については、時間を30分とし他の校種教科と同様の面接の他、特別支援教育に関する専門知識や、大阪市の特別支援教育の現状と課題に関する質問等も行いました。

【9.論文課題】

実施しておりません。

【10.面接試験の実施方法】
  • 特例なしで受験した人の第1次選考の面接は、第1次選考の筆答テストにおいて合格基準点に達した受験者を対象に約10分の個人面接を行いました。
  • 特例により第1次選考の筆答テストを免除された受験者の第1次選考の面接は、1人約10分程度の個人面接でした。第2次選考の面接は、1人約15分程度の個人面接を行い、その中で、場面指導を行いました。
  • 中学校(特別支援学級)については、第2次選考の面接時間を約30分とし、他の校種教科と同様の面接の他、特別支援教育に関する専門知識や、大阪市の特別支援教育の現状と課題に関する質問等も行いました。
  • 面接テストでの質問内容につきましては、お答えすることができませんが、リラックスしていただき、普段の自分らしさが出せるように努めてください。
堺市教育委員会 教職員人事課長 志波 政宏 

【1.求める教師像】

「子どもの主体的な学びを創造する人〔主体的な学び〕」、「学校のチーム力を向上させる人〔チーム力〕」、「豊かな人権感覚をもち、自覚と責任のもとに行動する人〔豊かな人権感覚〕」が堺市の求める人物像です。

【2.選考の特徴及び実施要項の主な変更点】
《選考の特徴》

あなたの“ゆめ”と“よさ”を受けとめる、「人物重視」の採用選考を実施

《主な変更点》

変更点は次の6点です。

  • ICT活用能力所有者に対する特別選考及び加点項目の新設
  • 集団討論及び適性検査の廃止
  • 現職対象選考において、1次試験、2次試験それぞれで合否判定を実施
  • ゆめ塾対象選考の廃止
  • 加点制度の変更(①英語資格所有による加点の要件の拡大②堺・学校インターンシップ研修生の経験による加点を堺・教師ゆめ塾セミナー生の経験による加点に変更)
  • 出願方法を原則、電子申請(インターネット)のみに変更(一部の選考を除く)。
【3.2022年度採用選考の日程等】
  • 説明会
    • Twitterや堺市ホームページ等でお知らせしますので、ご確認ください。なお、説明会に加え、動画での情報発信も行う予定です。
  • 願書配布
    • 4月1日から
  • 受付
    • 電子申請4月1日10時~5月13日17時
    • 「大学等推薦対象選考」の場合4月1日~4月30日在籍する大学等を通じての郵送(簡易書留)
  • 1次試験
    • 筆答試験6月26日
    • 面接試験7月3・4・10・11・17・18日のいずれか1日を指定
  • 2次試験
    • 専門教養試験8月21日
    • 実技試験8月15・21・28・9月11・12・18・19日(校種等により異なる)
    • 面接試験8月28・29日・9月4・5・11・12・18・19日のいずれか1日を指定
【4.2022年度の採用見込み数】
  • 小学校・特別支援学校小学部:約60人
  • 小学校・幼稚園共通:若干人
  • 中学校・特別支援学校中学部:約50人
  • 小中一貫教育推進【英語】:3人
  • 養護教諭:7人
  • 栄養教諭:若干人
【5.人物試験の評価観点】
《小論文(「小学校・小学部」、「小・幼共通」の校種のみ)》
  1. テーマを正しく理解し、自らの経験に基づいた具体的かつ客観的な考えを述べているか。
  2. 正確で適切な表記、表現となっているか(文字の丁寧さ、句読点の使い方、誤字脱字がないか等を含む)など
《面接試験》

教員としての適性を、求める人物像に示す観点をもとに評価。詳細は、4月1日以降に配布する受験案内を確認してください。

【6.受験者へのメッセージ】

「あなたの“ゆめ”と“よさ”を受けとめます」堺市は、みなさんの教育にかける情熱と総合的な人間力をしっかりと受けとめる選考試験を行っています。堺市の教育に対して関心を持っている方、子どもたちの未来をつくっていける、そんな想いをもっている方をお待ちしています。堺で先生のゆめ、叶えてみませんか?

【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
  • 小学校・特別支援学校小学部:353人、62人、5.7倍
  • 小学校・幼稚園共通:9人、1人、9.0倍
  • 中学校・特別支援学校中学部:322人、40人、8.1倍
  • 小中一貫教育推進【英語】:8人、3人、2.7倍
  • 高等学校:15人、2人、7.5倍
  • 養護教諭:62人、7人、8.9倍
  • 栄養教諭:16人、1人、16.0倍
【8.試験内容・配点】
  • 小学校・幼稚園共通:(1次試験)筆答試験150点、面接試験150点、(2次試験)専門教養試験(実技含む)450点、面接試験450点
  • 小学校・特別支援学校小学部、中学校・特別支援学校中学部、小中一貫教育推進【英語】、高等学校、養護教諭、栄養教諭:(1次試験)筆答試験150点、面接試験150点、(2次試験)専門教養試験(実技含む)400点、面接試験450点

※1次面接試験の得点を2次試験に持ち越します。

【9.論文課題】

▽「小学校・特別支援学校小学部」、「小学校・幼稚園共通」の2次試験(専門教養試験)において実施。課題内容、指定字数は以下のとおり。

「小学校学習指導要領(2017年告示)解説 総則編」(文部科学省 2017年7月)では、「児童に知・徳・体のバランスのとれた『生きる力』を育むことを目指すに当たっては、各教科等の指導を通してどのような資質・能力の育成を目指すのかを明確にしながら教育活動の充実を図ること、その際には児童の発達の段階や特性等を踏まえ、『知識及び技能』の習得と『思考力、判断力、表現力等』の育成、『学びに向かう力、人間性等』の涵養という、資質・能力の三つの柱の育成がバランスよく実現できるよう留意すること」と示されています。

このことをふまえ、あなたは、小学校教員としてどのような授業づくりを行いますか。上記、資質・能力の三つの柱をバランスよく育成するための具体的な授業づくりの工夫について、「主体的・対話的で深い学び」の視点に基づいて500字程度(450字以上550字以下)で述べなさい。

【10.面接試験の実施方法】
《集団討論》
  • 新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から取りやめ。
《1次面接試験》
  • 個人面接:「面接シート」の内容等をもとにした質問を行う。
《2次面接試験》
  • 個人面接:「面接シート」の内容等をもとにした質問を行う。
  • 場面指導:ロールプレイ形式ではなく、設定された様々な場面についての指導方法や対応方法について、面接員に対して説明する方式で実施。

※1次試験で行っていた集団討論は2022年度から廃止。

兵庫県教育委員会 教職員課長 稲次 一彦

【1.求める教師像】
  1. 教育に対する情熱・使命感をもち、児童生徒に愛情をもって接することができる
  2. 教養、社会性、コミュニケーション力、想像力等の総合的な人間性を備えている
  3. 高い倫理観と規範意識をもち、自らの人権感覚を高めることができる
  4. 児童生徒、保護者や地域の方々と公正・公平な立場で対応することができる
  5. 常に学び続ける姿勢をもち、新たな課題へ挑戦することができる
【2.選考の特徴及び実施要項の主な変更点】

兵庫県が求める教員としての素養を備えた優秀な人材を確保するため、2022年度兵庫県公立学校教員採用候補者選考試験において、以下の点について変更する。

1.ICTを活用した模擬授業の導入(新規)

GIGAスクール構想及び兵庫県学びのイノベーション事業により、学校のICT環境整備が進む中、全ての教員がICTを活用し、児童生徒に個別最適化された授業実践を行うことが求められる。

このため、まず、中学校(技術)において、タブレット端末を使用した模擬授業を導入し、ICT機器の活用を含めた授業実践力を評価する。

※環境が整えば、中学校(技術)以外の区分教科にも導入する場合がある。

2.新たな専門的知識・技能を有する者の確保(新規)

(1)不登校やいじめ、自殺等、生徒指導上の課題が増加する中、引き続き「心の教育」の推進が必要であり、心理の専門的な知識や技術を持った人材が求められる。

このため、加点措置の対象に公認心理師の資格所有者を新たに追加し、「公認心理師、臨床心理士の資格所有者」とする。

〔第1次選考試験における加点:20点〕

(2)新たな在留資格の創設により、日本語指導が必要な児童生徒数が増加傾向にあり、これに対応できる人材が必要となっている。

このため、加点措置の対象に日本語指導に関する資格所有者を新たに追加する。

以下の3つのうち、いずれか1つに該当する者

  1. 大学等で日本語教師養成課程を修了した者、または修了見込みの者(主専攻は所定の単位、副専攻は26単位以上を修得すること)
  2. 文化庁への届け出が受理された日本語教師養成講座(420時間)を修了した者
  3. 日本語教育能力検定試験(公益財団法人 日本国際教育支援協会)に合格した者

〔第1次選考試験における加点:10点〕

3.採用地域希望優先制度(小学校)の見直し

児童生徒数の減少が著しい地域においては、ふるさと意識を持ち、地域の教育課題に積極的に向き合う人材を優先的に配置する必要がある。


このため、以下の通り採用地域希望優先制度を見直す。

《現行》

但馬地域、丹波地域、淡路地域

《変更後》

播磨西地域(ただし、姫路市を除く)、但馬地域、丹波地域

4.会計年度任用職員(非常勤講師)の経験を有する者の確保(新規)

複雑化・多様化する児童生徒や保護者に対応するには、学校現場での一定の経験がより必要となっている。

このため、以下の通り会計年度任用職員(非常勤講師)の経験者を加点措置に追加する。

本県内にある公立学校(神戸市立学校を除く)および国公立大学法人附属学校において会計年度任用職員(非常勤講師)の経験を有する者

「平成30年4月1日から令和3年3月31 日の間に本県内にある公立学校(神戸市立学校を除く)および国公立大学法人附属学校において、会計年度任用職員(非常勤講師)として、2年以上の勤務経験を有する者」かつ「正規の勤務時間(38時間45分)の半分以上勤務する会計年度任用職員(非常勤講師)または、週12時間以上の授業を担当する会計年度任用職員(非常勤講師)」


ただし、受験する区分および教科と同一の教職経験に限る。

※勤務経験年数の考え方は、各月ごとに30 日未満の勤務についても1月の勤務とカウントし、12 月で1年とする。

〔第1次選考試験における加点:10点〕

【3.2022年度採用選考の日程等】
  • 説明会
    • 大学説明会(大学担当者向け):未定
    • 大学訪問(志願者向け):2021年4月12日(月)~5月10日(月)
    • 採用試験説明会(志願者向け):2021年4月24日(土)
  • 願書配付及び受付
    • 募集要項配布:4月中旬
    • 志願書受付開始:4月下旬
  • 各試験の日程
    • 第1次選考試験(集団面接、筆記試験)
      • [集団面接試験]:2021年6月26日(土)
      • [筆記試験(一般教養、教科専門)]:2021年7月11日(日)
    • 第2次選考試験(模擬授業・個人面接試験、実験実技試験)2021年8月中旬~下旬

※詳細は、4月中旬に教員採用候補者選考試験実施要項で公表予定。

【4.2022年度の採用見込み数】

未定です。なお、2020年度実施試験では次のとおりでした。

  • 小学校:381人
  • 中学校:273人
  • 高校:169人
  • 特別支援:102人
  • 養護:35人
  • 栄養:11人
【5.人物試験の評価観点】

論文試験は実施していません。1次試験の集団面接では、社会性やコミュニケーション力等をはかり、2次試験では、人間性や対応力を見る個人面接と教科指導力を見る模擬授業をそれぞれ個別に評価し、多面的・総合的に人物を見ることとしています。

【6.受験者へのメッセージ】

採用試験の対策も大切ですが、何よりも多くの貴重な経験を通して、挫折を乗り越えたり、コミュニケーション能力に磨きをかけたり、人として大きく成長してもらいたいです。

学校のICT環境整備が進む中、全ての教員がICTを活用し、児童生徒に個別最適化された授業実践を行うことが求められています。これに対応できるよう、準備しておいてください。

豊かな発想、教育への限りない情熱及び高い倫理観をもち、創意工夫と活力に富んだ教育活動の展開が期待できる、意欲あふれる方々の受験をお待ちしています。

【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
  • 小学校・特別支援学校:1817人、401人、4.5倍
  • 小学校:1810人、381人、4.8倍
  • 特別支援学校:193人、20人、9.7倍
  • 中学校・特別支援学校:1327人、293人、4.5倍
  • 中学校:1328人、273人、4.9倍
  • 特別支援学校:82人、20人、4.1倍
  • 高等学校:1380人、169人、8.2倍
  • 特別支援学校:304人、62人、4.9倍
  • 養護教諭:320人、35人、9.1倍
  • 栄養教諭:92人、11人、8.4倍
【8.試験内容・配点】
《1次試験》
面接試験(集団面接:100点)

筆記試験(一般教養:100点・教科専門:200点)

※小学校・特別支援学校区分の1次筆記(教科専門)において、教科ごとの合格基準を設定します。(非公表)

《2次試験》

模擬授業:120点・個人面接:180点

実験実技試験は以下の区分のみで実施

  1. 小学校・特別支援学校:100点
  2. 中学校・特別支援学校、高等学校の音楽、美術、体育:150点
  3. 中学校・特別支援学校の家庭、理科、英語、技術:100点
  4. 高等学校の家庭、理科、英語、工業、商業、情報:100点
  5. 養護教諭:100点
【9.論文課題】

論文試験は実施していません。

【10.面接試験の実施方法】
《集団面接試験》

受験者5人程度に対して、面接委員は2人程度で、約20分の集団討議を実施。

▽集団討議は、下記の3テーマから当日指定する1テーマについて行った。

  1. 未来への道を切り拓く力の育成
  2. 感動体験を味わわせる取組
  3. 魅力ある学校づくりに必要な取組
《集団面接試験の評定》

▽次の評定項目に基づいて3段階評定で実施。

評定項目の主な内容
  1. 健康度:困難を克服する精神力や健康性に関する評価
  2. 積極性:仕事に対する意欲や情熱に関する評価
  3. 共感性:児童生徒に対する共感性に関する評価
  4. 社会性:周囲とのコミュニケーション能力に関する評価
《模擬授業》

受験区分に応じて、約15分の模擬授業を実施する。必ず板書を使用することとした。ただし、養護教諭区分受験者には、模擬授業にかえて、約8分間の模擬保健指導を実施し、板書を使用しなくてもよい。

▽模擬授業や模擬保健指導の詳細な内容

面接開始前に示すが、おおよその分野等については、事前にHPで知らせた。

▽模擬授業の評定

次の評定項目に基づいて5段階評定で実施。

評定項目の主な内容
  1. 教材内容に関する知識・理解:教科等の専門知識に関する評価
  2. 構成力:授業の構成に関する評価
  3. 声・表情・所作:教員としての所作等に関する評価
《個人面接》

約25分(養護教諭区分は約32分)場面指導(学校現場において想定される生徒指導や保護者対応等)にかかる試問を含めて実施した。

▽主な試問例

願書の記載内容、志望動機、理想の教員像、これまで努力してきたこと、教育法規等であるが、この例のすべてが全員に必ず試問されるとは限らない。

▽個人面接試験

次の評定項目に基づいて5段階評定で実施。

評定項目の主な内容
  1. 態度・表現力:表情や話し方に関する評価
  2. 意欲・積極性:仕事に対する意欲や情熱に関する評価
  3. 判断力:状況に応じた判断力に関する評価
  4. 専門性:教科科目の専門的指導力に関する評価
  5. 将来性:教員としての資質や人間性に関する評価

※模擬授業及び個人面接では、いずれも受験者1人に対して、面接委員は3人程度。

神戸市教育委員会 採用選考担当課長 藤井 秀典

【1.求める教師像】

神戸市では、「人は人によって人になる」を教育理念として、児童・生徒が感動や達成感、充実感を味わうことができる、楽しく、特色ある学校づくりに取り組んでいます。今、社会は急速に変化しており、子どもたちを取り巻く環境や教育現場も大きく変化しています。私たちは、時代の変化や多様化する教育ニーズに対応できる柔軟で大胆な発想力と、児童・生徒に対する熱い想いを備えた教員を求めています。豊かな教育環境にある神戸市で私たちとともに、神戸の子どもたちを育てていきましょう。

【2.選考の特徴及び実施要項の主な変更点】
《選考の特徴》

人物重視の選考を実施。多様な選考方法を組み合わせ、志願者の資質と能力を多面的に評価しています。

《主な変更点》
  1. 第1次選考免除制度の変更(前年度1次合格者の免除科目変更)
  2. 特例措置選考「臨時的任用教員」区分の要件緩和
  3. 加点制度の拡充(中学校・高等学校教諭区分志願者対象)▽小学校教諭普通免許状所有者等への加点▽複数免許所有者等への加点割合の引上げ
  4. 大学等推薦特別選考の変更▽推薦人数枠の拡大(2人→3人)▽被推薦者要件の変更(要件となる成績の引上げ)▽対象教科に「国語」を追加
  5. 併願制度の廃止
  6. 小学校教諭区分の第2次選考実技試験の廃止
  7. 新型コロナウイルス感染者等への救済措置
【3.2022年度採用選考の日程等】
  • 説明会:未定
  • 願書配布開始:4月上旬(予定)
  • 願書受付:4月中旬~5月中旬(予定)
《試験日程》
  • 1次筆記試験 6月26日(土)(予定)
  • 1次面接試験 7月中旬~下旬の指定する1日(予定)
  • 1次結果発表 8月上旬(予定)
  • 2次筆記試験 8月中旬~下旬の指定する1日(予定)
  • 2次実技試験 8月中旬~下旬の指定する日(予定)
  • 2次面接試験 8月中旬~9月上旬の指定する1日(予定)
  • 2次結果発表 10月上旬(予定)

2021年度実施の採用候補者選考試験については、4月上旬に神戸市立学校教員採用候補者選考試験の専用ホームページを開設しますので、詳細はホームページでご確認ください。

【4.2022年度の採用見込み数】

未定です。なお、2020年度実施の神戸市学校教員採用候補者選考試験においては以下のとおりでした(カッコは任期付)。

  • 幼稚園:若干人(若干人)
  • 小学校:100人(80人)
  • 小学校(英語コース):20人(小学校と共通)
  • 中学校・高校(工業・商業以外):100人(20人)※高校は国語・数学・体育・英語のみ
  • 高校(工業):若干人(若干人)
  • 高校(商業):若干人(若干人)
  • 特別支援:30人(若干人)
  • 養護:5人(5人)
  • 栄養:若干人(若干人)
【5.人物試験の評価観点】

2020年度実施の神戸市学校教員採用候補者選考試験においては、以下のとおり求める教員像を基に選考をしていました。

神戸市の求める教員像5つの柱は以下のとおりです。

  1. 豊かな人間性あふれる教員
  2. 教育への意欲に満ちた教員
  3. 視野が広く対応力のある教員
  4. 実践的指導力のある教員
  5. 自律心のある教員
【6.受験者へのメッセージ】

教員採用試験に必要な知識を身に付けると同時に、アルバイトやボランティア活動など、様々な経験を積んでください。教員は、子供達へのかかわりだけでなく、保護者や地域の方々、職場の同僚や上司とのコミュニケーションを通して職務を遂行することが求められます。

2021年度実施の採用候補者選考試験については、4月上旬に神戸市立学校教員採用候補者選考試験の専用ホームページを開設しますので、詳細はホームページでご確認ください。

【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
  • 幼稚園:88人、1人、88.0倍
  • 小学校[英語コース含む]:771人、112人、6.9倍
  • 中高共通:700人、94人、7.4倍
  • 高校[工業]:15人、1人、15.0倍
  • 高校[商業]:10人、2人、5.0倍
  • 特別支援学校:154人、30人、2.1倍
  • 養護教諭:92人、5人、18.4倍
  • 栄養教諭:27人、2人、13.5倍

※任期付を含まない。

【8.試験内容・配点】
  • 事前実施:適性検査(WEB) ※今年度はWEBにて試験当日までに実施。
  • 1次試験:筆記試験(教職・一般教養、専門教科)、面接試験(集団)
  • 2次試験:筆記試験(小論文、小学校英語※2)、実技試験(幼稚園、小学校英語コース(体育・英語実技)、音楽、美術、保健体育、技術、家庭、英語、養護教諭)、面接試験(個人)
[配点]
《1次試験》
  • 筆記240点・面接120点

※適性検査は1次及び2次面接試験の参考資料として利用するものであり、点数には加えない。

《2次試験》
  • 幼稚園:小論文30、面接210、実技60 300点満点
  • 小学校:小論文+筆記78、面接210 300点満点
  • 小学校(英語コース):小論文30、面接210、英語+筆記60 300点満点
  • 特別支援(実技教科を除く)・高校(工)(商)・栄養:小論文90、面接210 300点満点
  • 特別支援(実技教科)・養護教諭:小論文30、面接210、実技60 300点満点
  • 障害者特別選考:300点満点 ※障害者特別選考については原則各校種の試験内容に準じるが、実技免除の申し出が受理された場合、実技試験配点を全て小論文に移行する。(小論文90、面接210)
【9.論文課題】

Ⅰ:未来を担う子供たちにとって、必要となる力とは何ですか。また、その力を育むために、教員としてどのようなことに取り組んでいきたいと考えますか。現代の社会情勢や教育課題にも触れながら論じなさい。

Ⅱ:学校園での教育活動を通して、子供たちに育みたいコミュニケーション能力とはどのような力ですか。また、その力を育むために、教員としてどのようなことに取り組んでいきたいと考えますか。現代の社会情勢や教育課題にも触れながら論じなさい。

【10.面接試験の実施方法】

第1次選考の集団面接については、昨年度は5~6名による集団形式の面接で、


自己紹介、質疑応答を行いました。

第2次選考の個人面接については。昨年度は自己紹介、模擬授業、場面指導、質疑応答を行いました。

奈良県教育委員会 教職員課長 上島 和章

【1.求める教師像】
  1. 使命感や情熱にあふれ、愛情をもって児童生徒との信頼関係が築ける人
  2. 豊かな人間性をもち、深い専門知識に裏付けられた実践的な指導ができる人
  3. 奈良の伝統、文化を理解し、地域と社会的絆の中で子どもを育てられる人
【2.選考の特徴及び実施要項の主な変更点】

選考の特徴としましては「教職経験特別選考」・「社会人を対象とした特別選考」・「英語教育推進特別選考」・「障害者特別選考」等を実施しています。

2022年度採用の実施内容は現在検討中ですので、詳細については必ず2022年度採用の受験案内でご確認ください。

【3.2022年度採用選考の日程等】
  • 説明会:5月上旬(予定)
  • 願書配布:5月上旬配付開始(予定)
  • 願書受付:願書配布開始日~5月下旬(予定)
  • 1次選考試験
    • 筆答:6月26日(土)、予備日7月3日(土)
    • 実技:6月27日(日)、予備日7月4日(日)
    • 集団面接(討議):7月10日(土)か11日(日)の1日、予備日7月17日(土)
  • 2次選考試験
    • 実技:8月11日(水)
    • 個人面接:8月14日(土)~18日(水)の1日
【4.2022年度の採用見込み数】

2021年度の新規採用予定数 計 329人

▽小学校 120人▽中学校105人▽高等学校55人▽特別支援学校30人▽養護教諭10人▽栄養教諭6人▽実習助手・寄宿舎指導員3人

【5.人物試験の評価観点】

集団面接(討議)では集団の中で発揮される資質や能力を評価し、模擬授業では生徒を引きつける魅力と授業力に優れた人物を評価し、個人面接では自立した社会人としての豊かな人間性、教育者としての識見、資質・適性等、総合的に優れた人物を評価しています。

【6.受験者へのメッセージ】

教育は未来をつくる営みです。また、教師は子どもの成長に立ち会え、喜びや生きがいを感じることができるすばらしい職業です。

皆さんには、コミュニケーション能力や授業力の向上のために、日々、研鑽に励んでいただきたいと思います。私たちの仲間になって、一緒に奈良県の子どもたちのためにがんばりましょう!

【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
  • 小学校:601人、120人、 5.0倍
  • 中学校:436人、105人、4.2倍
  • 高等学校:333人、57人、5.8倍
  • 特別支援:141人、30人、4.7倍
  • 養護教員:107人、10人、10.7倍
  • 栄養教員:28人、6人、4.7倍
  • 実習助手:13人、3人、4.3倍
【8.試験内容・配点】
《1次試験》
  • 一般教養(全ての校種等):100点
  • 教科専門(実習助手・寄宿舎指導員を除く校種等):200点※中高音楽・美術・保健体育。高書道は実技試験を含む。
  • 集団面接[討議](全ての校種等):100点

※全ての試験及び加点の合計点を基に総合的に判定しますが、上記各試験にはそれぞれ合格基準があり、合計点が上位であっても基準に達しないものがある場合には不合格となります。

《2次試験》
  • 実技試験(小学校):50点
  • 実技試験(中高音楽・美術・保健体育・高書道):100点
  • 個人面接(全ての校種等):300点

※受験した試験の合計得点を基に総合的に判定します。

【9.論文課題】

実施していません。

【10.面接試験の実施方法】

集団面接[討議]・個人面接ともに、志望動機や教員になって取り組みたいこと等。

※個人面接では、模擬授業を行う

和歌山県教育委員会 教職員課長 深野 泰宏

【1.求める教師像】

和歌山県が求める教師像は、

  1. 自らひたむきに学び続け、子供とともに未来を切り拓く人
  2. 豊かな人間性と社会性をもち、学習指導に高い専門性を有する人
  3. 和歌山を愛し、家庭や地域とのつながりを大切にして、子供の気持ちを受けとめ、子供の育ちと学びをともに支えてくれる人
【2.選考の特徴及び実施要項の主な変更点】
《主な変更点》

本県では、2021年度試験(2020年実施)から、これまでの試験日程及び試験内容を大幅に変更しました。下記のとおり主な変更のポイントをお知らせいたします。

  • 試験日程の縮減しました。(5日から4日へ)
  • 筆答試験の時間を短縮しました。
  • 実技試験の一部の校種・教科で廃止しました。また、小学校の実技試験を選択制としました。
  • 第一次選考試験の面接を廃止し、第二次選考試験で新たに集団面接を実施しました。令和4年度試験の主な変更点については、4月中旬に配布予定の実施要項をご確認ください。
【3.2022年度採用選考の日程等】
  • 《説明会》例年、4月第3土曜日・日曜日に、和歌山県内2か所及び大阪市、京都市、東京都内で開催しています。2022年度採用試験説明会は新型コロナウイルス感染症対策により、開催を検討中です。
  • 《願書配布》上記説明会にて当日配布予定です。その他の配付方法については、4月初旬までに本県教育委員会ウェブサイトにてお知らせする予定です。また、紙媒体なしで、ウェブサイトからダウンロードすることによっても、出願手続きが可能です。
  • 《1次選考試験》6月下旬
  • 《2次選考試験》8月中旬

※詳細は和歌山県教育委員会ウエブサイトにて随時お知らせする予定です。

【4.2022年度の採用見込み数】

募集予定人員は現在未定です。

2021年度の募集人員

▽小学校180人▽中学校114人▽高等学校32人▽特別支援学校35人▽養護教諭17人

障害のある人を対象とした選考については、一般選考とは別枠で若干人募集しました。

【5.人物試験の評価観点】

2020年度実施試験では次のとおりでした。

  • 小論文:出題の意図を的確にとらえて、自分の考えを明確にし、適切な表現で論理的に記述しているか等の観点で評価します。
  • 面接:教育への情熱や学び続ける意欲等、教員としてふさわしい資質と能力を備えているか等の観点で評価します。
【6.受験者へのメッセージ】

教員として高い専門性を持ち、教育への情熱や学び続ける意欲のある方の受験をお待ちしています。

なお、本県では、県内外から、教育に情熱を持つ方を更に広く募ることを目的として、採用試験の日程の縮減や内容の精選を2021年度試験から行ったところです。

また、一般選考に加えて、特技や経験を生かして受験できるよう特別選考制度、試験の一部免除、及び加点等の制度を充実させてきました。是非積極的に活用して、和歌山県の教員をめざして欲しいと思います。

【7.受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】
  • 小学校:490人、186人、 2.6倍
  • 中学校:465人、115人、4.0倍
  • 高等学校:261人、35人、7.5倍
  • 特別支援:100人、35人、2.9倍
  • 養護教員:99人、17人、5.8倍
【8.試験内容・配点】

教職専門(100点)一般教養(100点)校種・教科専門(100点)

  • 小論文5段階、実技10段階評定となっています。
  • 教職専門、一般教養は平均点を、小論文は評定の2を基準とします。


    実技は教科ごとに基準を設定します。(基準に達する者が少ない場合は、平均点以下に調整します。)
  • 基準に達した人で、第1次試験では、校種・教科専門の成績上位者から順位をつけて選考します。第2次試験では、面接評定得点の上位者から順位をつけて選考し、第1次試験の結果も踏まえ、総合的に検討し、採用候補者を決定します。
【9.論文課題】
《主なテーマ》
  • 小学校・中学校・高等学校(800字程度):「ゲーム障害」の課題解決について(資料の読解を含む。)
  • 特別支援学校(800字程度):教員として果たすべき役割について(資料の読解を含む。)
  • 養護教員(800字程度):養護教諭の意義について(資料の読解を含む。)
【10.面接試験の実施方法】

質問内容等はお答えできませんが、面接は、集団面接と個人面接で、自己アピールの時間を設けています。

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