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小規模中学校で美術などの技能教科を免許のない教員が指導する「免許外教科担任」が常態化しているとして、高知県土佐町議会が9日、県と県教委に解消を求める意見書を賛成多数で採択した。今月にも提出する。文部科学省によると、免許外教科担任は全国の中学校でみられ、2018年度の調査では東京都を除く46道府県で6876件あった。
中学校で指導する教員には教科ごとの免許が必要だが、都道府県に申請すれば免許がない教科の指導が例外的に1年限りで許可される。文科省は15年以降、「安易な許可を行わないようお願いする」との通知を出して解消を目指しており、全国的には減少しつつあるが、小規模校や離島・へき地の学校が多い自治体では現在も少なくないという。
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