【中学受験2022】【高校受験2022】早稲田実業、募集人数を削減 – リセマム

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 早稲田実業学校は2021年3月10日、2022年度以降の中等部・高等部のクラス数、クラスサイズ等および学費の変更について公表した。中等部は2021年度の募集人数125人から2022年度は約110人と減少する。

 早稲田実業学校は、初中高大連携教育の推進、探究型の学びへの転換およびこれまで以上のきめ細かい教育の実現を目指し、教育のあり方の抜本的な見直しを行っている。その一環として2022年度から、中等部・高等部においてクラス数、クラスサイズおよび1学年の生徒数を変更することとし、各年度の募集人数を段階的に削減する予定。また、同時に学費についても改定を行うとしている。

 中等部は、現行の1学年定員の225名(45名×5クラス)から、2022年度以降の入学者は216名程度とし、1クラス36名程度×6クラス編成とする。これに伴い2022年度入学試験の募集人数を変更。2022年度は約110名(男子約70名、女子約40名)、帰国生徒は若干名とする。2021年度の募集人数は125名(男子85名、女子40名)、帰国生徒3名以内だった。

 高等部のクラスサイズは、2022年度~2025年度入学者の間で漸減する。現行の1学年定員405名(45名×9クラス)から、2022年度入学者は352名程度(44名程度×8クラス)。2023年度入学者は344名程度(43名程度×8クラス)、2024年度入学者は336名程度(42名程度×8クラス)、2025年度以降入学者は320名程度(40名程度×8クラス)とする。

 これに伴い2022年度入学試験の募集人数は、約120名とする。内訳は、一般入試が約80名(男子約50名、女子約30名)、帰国生徒は若干名、推薦入試(スポーツ・文化分野)は約40名、推薦入試(指定校)は若干名。なお、2021年度の募集人数は180人。内訳は、一般入試が120名(男子80名、女子40名)、帰国生徒は10名以内、推薦入試は60名(スポーツ・文化分野50名、指定校10名)だった。

 授業料等の学費についても改定を行う予定。学費の改定は、急激な負担増を避けるため4入学年度にわたって段階的に実施する。現時点で予定している各年度の初年度学費(入学金、授業料、施設設備資金等)は、中等部(現行の初年度学費112万8,000円)の2022年度は114万円、2023年度は120万円、2024年度は126万円、2025年度以降入学者は132万円。

 高等部(現行の初年度学費112万8,000円)は、2022年は114万円、2023年度は114万円、2024年度は117万円、2025年度以降入学者は120万円。正式な学費については、決定した段階で改めて知らせる。

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