【Q&A】英語教育・国際教育に力を入れている高校はどこ? 学費・留学費用・奨学金はいくら?[2021年度]|ベネッセ教育情報サイト – Benesse 教育情報サイト

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学校での新たな英語教育が重視される中、「英語を使えるようになりたい」「英語教育に力を入れている高校に進学を」と考える中学生や保護者も多いのではないでしょうか。今回は、英語教育や国際教育に力を入れている高校や留学費用などについてお答えします。

東京都で英語教育に力を入れている高校はどこ?

英語教育や国際交流に力を入れている高校は多くあります。都立高校や都立中等教育学校の場合は、「東京グローバル10」に指定された高校が有名でしょう。

東京グローバル10の指定高校では、外国語授業改善の取り組みだけでなく、国際交流や国際理解教育も推進しています。

【東京グローバル10指定高校】(すべて都立)

日比谷高等学校


深川高等学校


西高等学校


国際高等学校


飛鳥高等学校


千早高等学校


小平高等学校


小石川中等教育学校


三鷹中等教育学校


立川国際中等教育学校

※東京グローバル10指定校は2020年度のものです。最新情報は東京都教育委員会などの公式ページでご確認ください。

将来、海外の大学へ進学させたい場合は?

様々な国の大学入試に対応できる世界共通の大学入学資格・成績証明書を得られるのが、国際バカロレア認定校です。英語の教科書を中心とした学習だけでなく、新聞記事や文学作品、インターネットなども使いながら英語での議論やアカデミックライティング、プレゼンテーションなどを学べます。

学校教育法第1条に規定された学校で国際バカロレア認定校でもある高校では、日本の学習指導要領に沿った学習を進めながら、世界の大学へ進学する準備ができます。

【国際バカロレア認定校である1条校】

<東京都>


・開智日本橋学園中学・高等学校


・玉川学園中学部・高等部


・東京学芸大学附属国際中等教育学校


・東京都立国際高等学校


・武蔵野大学附属千代田高等学院

<神奈川県>


・神奈川県立横浜国際高等学校


・法政大学国際高等学校


・三浦学苑高等学校

<大阪府>


・大阪女学院高等学校


・大阪市立水都国際中学校・高等学校

※国際バカロレア認定校は2020年度現在の情報です。今後認定校ではなくなったり新たな認定校が追加されたりする場合がありますので、最新情報は「IB教育推進コンソーシアム」公式ページにてご確認ください。

英語教育に強い高校の学費は?

公立高校の場合は自治体が定める入学金・授業料などが基本です。

【公立高校の学校教育費】(文部科学省「平成30年度子どもの学習費調査」より)

1年生 約37万円


2年生 約30万円


3年生 約17万円

英語教育で特別な教材を使用したり海外研修や資格取得などがカリキュラムに入っていたりする場合は、それに応じた費用が発生します。

具体的な費用は、研修の場所・期間・内容によって大きく変わるため、各学校の公式サイトの「学費について」などのページでご確認ください。

高校生が留学するのにかかる費用は、どうやって決まる?

英語圏の場合、1カ月の留学で50万円〜70万円が1つの目安になるでしょう(渡航費込み)。しかし、滞在先・期間・現地の物価・交通手段・保険・各種手数料等などによって大きく異なるので、自分のプランに合わせてその都度計算することが大切です。

【留学にかかる費用の内訳】

滞在先での授業・プログラム受講料


渡航費(航空券片道分×2が一般的)


滞在費(居住費・食費・生活費など)


現地での交通費


海外留学生保険


留学あっせん業者の利用費

学生寮や物価の安い地域の宿泊施設を利用すれば滞在費を抑えることはできますが、プライバシーや治安の問題もあるので、じっくり検討してください。

高校生の留学で使える奨学金はある?

高校生の留学で利用できる奨学金として有名なのが、文部科学省による「トビタテ!留学JAPAN」の「日本代表プログラム高校生コース」による給付型奨学金。語学力・成績を問わず、14日〜1年間の期間で自由に計画を立てて留学できます。海外の語学学校に通ったり、高校や大学に在籍してさまざまな科目を学んだり、専門スキルを磨いたりすることが可能です。

多くの場合は1月のうちに応募締め切りとなりますが、新高校1年生で2週間程度の語学学校等に通うプランであれば4月まで受け付けています。

高3生が海外の大学へ進学する場合は、日本学生支援機構による海外留学支援制度を利用できる場合があります(所得制限、語学力・成績の条件あり)。募集期間は毎年9月〜11月頃です。

また、自治体、学校、民間団体が奨学金制度を設けている場合もありますので、詳しくは公式ページや相談窓口でご確認ください。

出典:


結果の概要-平成30年度子供の学習費調査|文部科学省


https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/kekka/k_detail/mext_00102.html

IB教育推進コンソーシアム 認定校・候補校|文部科学省


https://ibconsortium.mext.go.jp/ib-japan/authorization/

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