定期テストの対策、主要5科目はしていても副教科は直前までノータッチという人も多いのではないでしょうか。
地域によっては、副教科の定期テストが学期に1度しかなく、その学期の学科の成績を判定するのが一発勝負というところもあります。
この記事では、定期テスト直前の副教科の勉強法について紹介します。
副教科は担当の先生のオリジナル問題が多い
音楽、美術、技術・家庭科、保健・体育の定期テスト問題は、担当の先生によるオリジナル問題が多い傾向があります。
教科書通りの問題よりも、実技でやったことや先生オリジナルのプリントで配られた内容、教科に関連する時事問題が出題される、といったことが多いです。
副教科の定期テスト対策については教科書に対応した問題集を購入しても「似たような問題を含めても3割程度しか出なかった」と言われることがあるのはこのためです。
ですので、副教科のテスト直前になって「問題集を」と焦るよりは、教科書や配布プリントを復習した方が得点につながります。
副教科のテストが1学期に1度しかない場合は、「まるまる1学期分を復習するなんて無理」と思ってしまいますが、教科書やプリントをまとめてみるとテスト範囲も覚える内容も狭い場合がほとんどです。まず、教科書やプリントでテスト範囲の確認をしましょう。
実技の内容を思い出しながら副教材を復習がポイント
副教科の中でも実技時間が多い教科については、授業時間に配られたプリントや副教材をチェックしておきたいですね。
たとえば、保健・体育は、実技の授業中に先生が口頭でふれた「隊列の名称と組み方」「バレーボールのルール」なども出題されます。
「口頭で説明されただけのものなんて覚えていない」と思うかもしれませんが、副教材にきちんと書いてあります。
発表されるテスト範囲には副教材の該当ページも記載されているものです。範囲はたった数ページかもしれませんが、隅々まで読むと「そういえば先生がそんなことを言っていた」が見つかりますよ。
覚える内容が狭い場合がほとんど! 隅々まで読んで確認
副教科の学科試験は、教科書やノート、副教材やプリントの内容を含めても、覚える内容が狭いことがほとんどです。テスト範囲に該当する副教材のページが飛びとびになっていると「範囲のページを開くのも面倒」となってしまいがちですが、確認してみると覚えることは主要5科目ほど多くありません。
実技でやったことなら、実際にやった内容を思い出しながら、すみずみまで読むことで暗記もはかどります。
テスト直前に、友達と副教材や教科書を読みながら「バレーをやったとき、サーブがうまく打てなかったよね」などと話すと具体的に思い出すこともできます。
教科書の隅に出ている図解から出題されることも多いので「そういえば、実技に入る前に、この図に出ているようなことも言っていたような…?」のように思い出せるといいですね。
まとめ & 実践 TIPS
副教科の勉強も大事とはわかっていても、ついつい後回しにしてしまいますよね。テスト直前に焦るよりは、5科目と同じようにテスト対策をするのがベターです。
仕方なくテスト直前まで対策できなかったときは、テスト範囲の副教材やプリントをあたりましょう。副教材のテスト範囲は、思っているより狭いことが多く、暗記する内容も少ないことが多いです。落ち着いて取り組めば、直前でも間に合う可能性が高いですよ。
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