【高校受験2021】長野県公立高の入学定員360人減、無症状の濃厚接触者も受検認める – リセマム

【高校受験2021】長野県公立高の入学定員360人減、無症状の濃厚接触者も受検認める-–-リセマム 教育関連ニュース
 長野県教育委員会は2020年11月13日、2021年度(令和3年度)長野県公立高校入学者選抜の生徒募集定員と新型コロナウイルス感染症の対応を公表した。全日制の入学定員は、前年度比360人減の1万4,000人。無症状の濃厚接触者も要件を満たせば、学力検査の受検を認める。

 長野県の2021年3月の中学校卒業予定者数は前年度比516人減の1万8,562人。このうち、県内高校への推定進学者数は1万7,114人で、推定進学率は92.2%。

 2021年度公立高校の入学定員は、全日制が前年度比360人減の1万4,000人。このうち、県立が1万3,840人、市立が160人。多部制と定時制は、前年度から変動がなく、多部制440人、定時制680人。

 入学定員を減らす学校は、中野西、長野吉田、長野商業、長野東、長野南、上田千曲、軽井沢、小海、飯田風越、阿智の10校。各1学級40人の減となる。一方、松本深志は入学定員を1学級40人増やす。

 募集定員を学校・学科別でみると、県立長野(普通)280人、松本深志(普通)320人、屋代(理数)40人、伊那北(理数)、上田(普通)320人、野沢北(理数)40人など。

 このほか、長野県教育委員会では11月13日、2021年度私立高校(全日制)の学科別募集定員についても参考として公表。公立高校や私立高校の募集定員一覧は、長野県教育委員会のWebサイトに掲載している。

 2021年度長野県公立高校入学者選抜では、新型コロナウイルス感染症の無症状の濃厚接触者の後期選抜学力検査について、「前日正午までに初期スクリーニングの結果が陰性」「当日も無症状」「公共の交通機関を利用せず、人が密集する場所を避けて検査場に行く」という3つの要件をすべて満たしていることを条件に県教育委員会が指定する検査場での受検を認める。

 新型コロナウイルスへの感染、または濃厚接触者として特定されたことで、学力検査を受検できなかった生徒は、3月23日の追検査を県教育委員会が指定する検査場で受けることができる。追検査の検査教科などは3月9日の学力検査と同一だが、追検査用の問題を用いる。面接や実技検査は行わない。

 インフルエンザに感染した生徒については、学力検査の受検を原則とするが、重症化などの理由で受検できない場合は、追検査を受けることができる。追検査による合格者は、3月25日正午までに発表する。

 追検査で入学予定者に内定しなかった生徒は、再募集や追加募集に志願できる。また、新型コロナウイルスへの感染、または濃厚接触者として特定されたことにより、学力検査、追検査ともに受検できず、再募集あるいは追加募集により、後期選抜で志願した高校の課程・学科と異なる高校に進学した生徒は、後期選抜の志願校への転入学試験を受けることができる。

 2021年度長野県公立高校入学者選抜の日程は、前期選抜(自己推薦型選抜)が2021年2月1日から3日に志願受付、2月8日に面接などの検査、2月16日に合格発表を実施する。後期選抜(一般選抜)は、2月22日から25日に志願受付、2月26日から3月3日に志望変更受付、3月9日に学力検査、3月19日に合格発表を行う。

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