学び引き出す授業の工夫は 佐賀大学附属中教員が研究発表 – 佐賀新聞

花のつくりとはたらき

生徒の主体性を引き出す授業について議論した教員ら=佐賀市本庄町の佐賀大

校内での取り組みなどについて発表する佐賀大附属中の生徒=佐賀市本庄町の佐賀大

 佐賀大附属中の教員が教育活動の成果を披露する研究協議会が7日、佐賀市本庄町の佐賀大からオンラインで配信された。全国から約250人の教育関係者が視聴。同校の生徒も参加し、主体的な学習を引き出す授業づくりについて意見交換した。

 国語や社会など11教科の教員が日頃の授業で意識していることなどを発表した。理科の教員は「ピラミッドチャート」など情報を整理する図を使って共通点や相違点を可視化させることで、さらなる疑問などにつながると説明した。

 生徒による発表もあり、SDGs(持続可能な開発目標)の観点で自由研究に取り組んでいることなどを紹介した。教員の研究は、佐賀大の教授らが共同研究者、他の県内の中学校教員も協力者として関わっており、五反田進校長は「生徒の成長とともに、今後も教員を育成することも使命として果たしていきたい」と話した。(松岡蒼大)

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