県立高入試、特色選抜2957人 前年度比154人減 全募集定員の22.5% /福島 – 毎日新聞

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 県教育委員会は11日、来春の県立高校入試の前期選抜で実施する、特色選抜の募集定員枠を発表した。全募集定員1万3150人(前年度比560人減)のうち、特色選抜の定員は22・5%に当たる2957人。前年度は3111人(全定員の22・7%)で、154人少なくなった。

 特色選抜は全日制と定時制の全ての高校で実施される。各校が特色を打ち出して生徒に魅力を感じてもらおうと「志願してほしい生徒像」を具体的に示して行う選抜で、今春の入試から始まった。

 来春の入試では、新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮し、学力検査の出題範囲が縮小される。また、県教委は特色選抜の出願要件を大会実績や資格取得などで限定しないことなどを求める通知を各校に出していた。福島高校は語学力の国際指標「CEFR(セファール)」で、A2レベル以上の英語試験の成績を持つ生徒を求めたが、新型コロナで試験を受けられなかった生徒を考慮し、同等の英語能力を持つ場合も可能とした。

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