スポーツ庁は7日、体育実技で武道や球技を実施する際の新型コロナウイルス対策についてまとめた。
相手と近づく活動の時間を授業時間の3分の1程度とし、サッカーなどの球技では3~5人程度の少人数で実施することなどを求めている。全国の教育委員会などに示した。
中学・高校の武道と小中高の球技(ゴール型)に関する注意事項をまとめた。武道では、生徒の呼吸が苦しそうな場合にはマスクを外すよう指導する他、柔道の固め技では、密着しないように配慮するよう呼び掛けた。剣道では発声や、防具(面と小手)の共用を控えることを推奨している。
またゴール型と呼ばれるサッカーやバスケットボールなどの球技でゲームをする場合は、密集を避けるため、移動できるエリアを制限することなどを求めた。
スポーツ庁は5月、感染対策のため体育の授業計画を変更し、実技を後回しにすることを呼び掛けていた。
7日に通知した文書は体育、保健体育の授業が対象。運動部活動では競技団体の作ったガイドラインを踏まえて実施するよう求めている。
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