【大学受験2021】京都大「特色入試」出願状況…理学部数理科学入試15.2倍 – リセマム

　特色入試は、2016年度（平成28年度）から実施し、2018年度（平成30年度）入試からは全学部全学科で実施している。高校教育から大学教育への接続を図り、社会の各界で積極的に活動できる人材や世界を牽引するグローバルリーダーを育成するため、高校での学修における行動や成果、および個々の学部の教育を受けるにふさわしい能力ならびに志を総合的に評価する、京都大学独自の選抜方式となっている。

　2021年度特色入試の選抜日程、選抜方法等は各学部により異なっている。10月8日現在、出願が終了しているのは教育学部、理学部、医学部人間健康科学科。教育学部は、募集人員6人に対し志願者数は32人、倍率は5.3倍。第1次選考の結果発表は11月6日となっている。

　理学部数理科学入試は、募集人員5人に対し志願者数は76人、倍率は15.2倍となった。同じく理学部の生物科学入試は、募集人員5人に対し志願者数は21人、倍率は4.2倍。第1次選考の結果発表は11月6日となっている。

　医学部人間健康科学科先端看護科学コースは、募集人員20人に対し志願者数は38人、倍率は1.9倍。同先端リハビリテーション科学コース（理学療法学講座）は、募集人員5人に対し志願者数は15人、倍率は3.0倍。同先端リハビリテーション科学コース（作業療法学講座）は、募集人員5人に対し志願者数は4人、倍率は0.8倍。第1次選考の結果発表は11月6日となっている。

　そのほかの学部の募集人員は医学部医学科で5人、総合人間学部5人、文学部10人、法学部20人、経済学部25人。薬学部薬科学科3人、薬学科3人。工学部地球工学科3人、建築学科2人、物理工学科5人など全学部で165人を募集している。試験実施方式は総合型選抜、後期日程、学校推薦型選抜など学部によって異なる。