【高校受験2021】福岡県立高、全日制の定員920人減 – リセマム

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 福岡県教育庁教育振興部高校教育課は2020年9月30日、2021年度(令和3年度)県立高校の入学定員を公表した。全日制課程では、前年度(2020年度)比920人・23学級減となった。

 福岡県教育庁教育振興部高校教育課によると、2021年3月の福岡県内中学校卒業予定者は2020年3月と比べて県全体で約1,000人減少すると見込まれている。

 各地域の中学校卒業生数の増減や近年の定員充足状況などを踏まえ、県立高校の全日制課程の2021年度入学定員を2020年度より920人減らし、533学級で2万1,320人を募集する。

 全日制の入学定員は、2020年度と比較すると920人(23学級)減らす。内訳は、普通科で760人(19学級)、農業科で40人(1学級)、商業科で80人(2学級)、文理科で40人(1学級)の減少。

 定時制の入学定員は、2020年度と比較すると160人(4学級)増やす。内訳は、普通科で160人(4学級)の増加。

 ただし、全日制の入学定員および定時制の入学定員は、全日制学年制の大牟田北高校120人(3学級)およびび西田川高校120人(3学級)を、定時制単位制高校160人(4学級)に改編することによる増減数を含んでいる。

 また、大牟田北高校および西田川高校を定時制単位制高校に改編することに伴い、定時制学年制のありあけ新世高校40人(1学級)および東鷹高校80人(2学級)を募集停止する。

 そのほか、大川樟風高校において、「文理科」を募集停止し、新たに普通科の中に「文理コース」を設置する。なお、普通科総合コースおよび普通科文理コースの入学定員については、コースごとの設定ではなく、一括設定とする。

 久留米筑水高校の農業に関する学科においては、入学定員を学科ごとの設定から、一括設定に変更する。

 2021年度通学区域の変更については、大牟田北高校、西田川高校を新たに定時制単位制高校として整備することに伴い、通学区域をそれぞれ第10学区、第11学区から県内全域に拡大する。

 各校の入学定員は、福岡県教育委員会のWebサイトで公開されている。

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