麹町学園女子が「Active Science」を2021年4月よりスタート ~ジャパンGEMSセンターと交流・連携 – プレスリリース ゼロ

麹町学園女子中学校高等学校(東京都千代田区/校長 山本三郎、以下本学園)は、ジャパンGEMSセンター(東京都荒川区)と連携し、2021年度より「Active Science」という新たな取り組みを始めることになりましたので、お知らせいたします。

◆「Active Science」について


この取り組みは、現代社会において必要とされている「論理的な思考力・批判的な思考力」を身につけることを目的としています。これは、本学園の創設者である大築佛郎の「科学の目を開くことをはじめ、広い知識や教養を身につけた女性を育てる」という意思を具体化した取り組みです。


「Active Science」は、中学1年生から中学3年生の理科の授業でおこなう取り組みで、以下の資質・能力を養っていきます。


・実験・観察を繰り返すことによって、プロセスを考えていく能力を養っていきます。


・生徒の活動中心の授業を展開することで、問題解決に向けて主体的に取り組む力、自主的に思考する力を身につけていきます。


・グループ学習での生徒間の積極的な話し合いによって、言語能力・コミュニケーション能力を育成していきます。


・実験では身近な素材や教材を扱うため、理科に対する苦手意識をなくし、学習意欲を高めていきます。

サイエンスは私たちの生活に身近なもので、社会の中のさまざまな場面で活かせる学問です。自ら学ぶ姿勢を持ち、学びをデザインできる女性。豊かなコミュニケーション能力をもって、社会に貢献する女性。本学園は、みらいを創造する女性の育成を目指します。

◆ジャパンGEMSセンターについて


GEMS(Great Explorations in Math and Science;ジェムズ)は、アメリカのカリフォルニア大学バークレー校の付属機関LHS(Lawrence Hall of Science;ローレンスホール科学教育研究所)で開発されている幼稚園から高校生年代を対象とした科学・数学領域の参加体験型プログラムです。


1980年代に開発が始められ、アメリカの教育改革や国内外の様々な研究知見の影響を受けて発展してきました。また、アメリカ各地の学校現場で試用されながら発展してきました。したがって、しっかりとした理念や理論をベースにしつつも、プログラムは子どもでも取り組みやすいシンプルなものになっています。


体験学習の理論に基づいてプログラムが構成されているので、ただ実験や観察をするだけでなく子どもたちの自由な想像力を引き出しながら科学の基本概念や方法を学ぶことができます。


GEMSのプログラムではプロセスを重視するので、子どもたちが自分たちで実験を企画し、話し合って結論を導き出します。


※GEMS HPより抜粋

◆ジャパンGEMSセンターと交流・連携


こうしたジャパンGEMSセンターの目標の一つが「体験ベースにした科学教育」を基に「基礎学力」を身につけ、「自ら考え、自ら学ぶ力をつける」ことです。自らの力で考えることで、「科学は難しい」という「理科離れ」をなくすことができます。


この目標と、本学園の「Active Science」の理念が共鳴し、ジャパンGEMSセンターと交流・連携をすることになりました。


具体的には、ジャパンGEMSセンターの職員が本学園理科の教員に研修をおこない、より質の高い内容の授業を生徒に展開します。本学園の教員は「Active Science」の理念を共有し、さまざまな理科に親しみやすい実験を実践していきます。

◆交流・連携に関してのイベントについて


10月3日に「Active Science」の取り組みを紹介する中学受験生向け説明会を実施しました。また、予約者の方には、ジャパンGEMSセンターの講師による身近な題材を使った実験・体験学習にご参加いただきました。


説明会は、YouTubeでアーカイブを公開しています。(https://youtu.be/SSg5r883XxA

<取材等に関するお問い合わせ>


担当 田邊・上田


TEL:03-3263-3011 FAX:03-3265-8777 E-mail:new@kojimachi.ed.jp

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