14歳の君へ:わたしたちの授業 保健体育 人生はマラソン スポーツライター 増田明美さん – 毎日新聞

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14歳の君へ

毎日新聞
2020/7/21 東京夕刊
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「外で風を感じると気持ちいい」と東京・日比谷公園を走る増田明美さん

 全国の中学生に、さまざまな分野で活躍する人が語る「授業」の「保健体育」の先生は、スポーツライターの増田明美さん。「体力は木の根っこ。そこから意欲という幹が出る。どんなにお金や社会的地位があっても、健康でないと生活の質は高まらない」と話す。増田さんは「人生は長く、マラソンです。心と体の健康を大切に育ててほしい」と強調する。

 私は中学校でソフトテニス部に入りました。「エースをねらえ!」というアニメが人気で、主人公の女子高校生、岡ひろみにあこがれました。とにかくあきらめず粘り、どんなボールも拾うから。私も横に後ろにと走り回り、それで脚が強くなったのかもしれません。ただ、岡ひろみは世界に羽ばたき、私は県大会にも出られませんでした。

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