スポーツ庁、「保健体育」の指導力向上研修の概要公表 – 日本教育新聞社

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 スポーツ庁はこのほど、令和2年度の体育・保健体育の指導力向上研修会の概要を公表した。東日本・西日本地域に分かれ、熊本県で5月13日から15日、秋田県で20日から22日に開催する。「体育が苦手な児童・生徒のための授業づくり研究大会」と位置付けている。


 研修では7つのコースに分かれて分科会を開催する。幼児期運動指針に基づいた「幼児の運動遊び」、生涯にわたる豊かなスポーツライフの実現に向けた「陸上競技」「武道」の指導などを予定している。幼稚園から高校までを対象に、新学習指導要領に基づいた新たな指導の在り方を学ぶ。


 受講対象者は、都道府県・指定都市の指導主事や教育センターなどの研修担当者、また体育・保健体育を指導し地域で指導法の研修を行う教員など。各教委は分科会のコースごとに1人ずつ候補者を決め、2月14日までに、東日本地域は秋田県へ、西日本地域は熊本県へ電子メールで推薦手続きを行う。受講者はスポーツ庁と開催県の協議後、各教委へ通知される。


 スポーツ庁は女性受講者の参加を積極的に呼びかけている他、受講者の推薦に際して希望するコースでの専門性は特に問わないとしている。

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