「平成21年度中学校武道必修化に向けた地域連携指導実践校」事例報告集:文部科学省 – 文部科学省

基本問題

平成20年1月の中央教育審議会答申において、学習指導要領の体育・保健体育科における改善の考え方として、「生涯にわたって健康を保持増進し、豊かなスポーツライフを実現することを重視し改善を図る。」ことが示されたことを踏まえ、平成20年3月に中学校学習指導要領の改訂を行いました。このうち、中学校保健体育科では、多くの領域の学習を十分に体験させた上で、それらをもとに自らが更に探求したい運動を選択できるようにすることが重要であるとの観点から、第1学年・第2学年でこれまで選択必修であった「武道」と「ダンス」を含めたすべての領域(「体つくり運動」「器械運動」「陸上競技」「水泳」「球技」「武道」「ダンス」「体育理論」)を必修とし、第3学年からは領域選択を開始することとしました。また、武道を履修することは、「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。」と規定された改正教育基本法の教育の目標を実現することにおいても有効であると考えられます。


平成20年7月に閣議決定された教育振興基本計画において、「授業時数や指導内容を増加する新学習指導要領の円滑な実施を図るために、(中略)中学校保健体育の武道必修化に伴う施設整備や教員研修(中略)を支援する。」と示されたように、「武道」「ダンス」の指導を充実する必要があることから、文部科学省ではその一環として平成21年度より学校体育振興事業として調査研究の委託事業「中学校武道必修化に向けた地域連携指導実践校」を実施しています。


本事例報告集は当委託事業において各委託先教育委員会(実践校)より提出された研究報告書をもとに編集しました。


各中学校においては、本事例報告集に掲載した地域の指導者や団体との連携などの実践事例を参考に、健康・安全に配慮した上で「武道」「ダンス」の指導の充実を図るようお願いします。

スポーツ・青少年局 企画・体育課

学校体育振興係


電話番号:03-5253-4111(内線2674)


ファクシミリ番号:03-6734-3790


メールアドレス:taiiku@mext.go.jp

PDF形式のファイルを御覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。

Adobe Readerをお持ちでない方は、まずダウンロードして、インストールしてください。

Powered by the Echo RSS Plugin by CodeRevolution.