上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロインを務める連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。12月6日放送の第26回では安子(上白石)が幼なじみ・きぬ(小野花梨)と再会したが、その結婚相手役として「おかあさんといっしょ」(NHK Eテレ)の元“体操のお兄さん”小林よしひさがサプライズで登場し、ファンを喜ばせた。(以下、ネタバレがあります)
【写真】えっ、きぬちゃんと同じ人?大人っぽいドレス姿の小野花梨
今週は第6週「1948」を放送中。大阪でるい(中野翠咲)と2人、必死で生活していた安子は、事故でけがをしたことがきっかけで岡山の雉真家に戻ってきた。
生まれ育った商店街を訪ねた安子。かつての自宅付近は様子が変わっていたが、幼なじみのきぬの家“水田屋とうふ”は昔のまま。安子は、店で働いていたきぬと再会を喜んだ。
そこへ「ただいまぁ!」と元気に帰ってきた人物が…疎開先で出会ったというきぬの夫・力(ちから)。演じるのは、「おかあさんといっしょ」で2019年まで体操のお兄さんを務めていた小林よしひさだ。
底抜けに明るい力。安子のことはきぬから聞いていたようで、「ややっ!もしかして、幼なじみの安子ちゃんかな?会えたんじゃなあ!よかったよかった!」と大はしゃぎ。きぬもまんざらでもない様子で、「陽気な力さんがおってくれるから、心まで弱らんで済んどる」とにっこり可愛らしい笑顔を見せた。
■歴代最長お兄さん・“よしお兄さん”にファンも歓迎!
きぬの夫・力役で出演した小林よしひさは、Eテレ「おかあさんといっしょ」の第11代体操のお兄さん。
“ひろみちお兄さん”こと第10代体操のお兄さん・佐藤弘道の後を引き継いで2005年から「おかあさんといっしょ」に月~土曜の毎日出演。2019年の卒業まで14年間務め、“よしお兄さん”の愛称で親しまれた。14年は、「おかあさんといっしょ」の歴代お兄さん・お姉さんの中で最長記録だ。
担当した体操は「ぱわわぷたいそう」(2005~2014年)、「ブンバ・ボーン!」(2014~2019年)。明るいキャラクターとダイナミックなダンスや体操がママたちの間でも人気に。卒業当日の2019年3月29日放送回の「ブンバ・ボーン!」では、よしお兄さんの門出を祝うように紙吹雪の演出が行われ、Twitterで「ブンバボン」がトレンド入りする反響もあった。
卒業後はバラエティ番組などに出演し、静岡第一テレビ まるごと「よしお兄さんぽ」、CBC「もっとパパにみえてきましたね」にレギュラー出演中。YouTubeチャンネル「よしお兄さんとあそぼう!」「よしお兄さん大人向けチャンネル パパとママもいっしょ」でも活躍。「おかあさんといっしょ」では聴くことのできなかった歌声を披露する“よしお兄さんがガチで歌ってみたシリーズ”も人気だ。
1981年6月29日生まれの40歳。幼児食インストラクター、食育アドバイザー、中学校・高等学校教諭一種免許(保健体育)の資格を持ち、バック転やバック宙、倒立などアクロバットが得意。剣道三段の腕前で、特技は“バック転指導(だいたいの成人男性なら補助付きで1日で教えられる)”とのこと。
6日には、「カムカムエヴリバディ」本放送後にブログを更新し、「皆さん!!!NHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』毎日見ていますか? 何と、よしお兄さん、出演させていただきました!」とファンに嬉しい報告。「やらせて頂いた役が本編のネタバレになってしまう為、事前告知できませんでした」と、サプライズ出演になった背景も説明した。
14年間にわたって子育て中のママたちの希望の星であり続けたよしお兄さんとの嬉しい“再会”に、お茶の間からも驚きと喜びの声が続々。「よしお兄さんが出てきてビックリした!」「明るくて超新鮮ですごく良かった!」「『カムカム』の内容的にも、明るいよしお兄さんが雰囲気を変えてくれたように思う。重苦しかった話の流れが明るくなった」「演技頑張ってて微笑ましかった!」といった声が上がる注目ぶりだった。
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