子どもの摂食障害に理解を深めてもらおうと、愛媛県摂食障害支援機構(松山市、鈴木こころ代表理事)はこのほど、基本的な知識や対処方法を記したリーフレット2800部とポスター300部を松山市教育委員会に贈った。小中学校に配布し教員らの啓発につなげる。
リーフレットは拒食症や過食症の症状や支援ポイントを解説。小中学生は周囲に助けを求めることが難しいため、家庭や学校の大人が早期に発見し治療につなげることが大切だと呼びかけている。
鈴木代表理事は、市役所第4別館(同市三番町6丁目)で市教委に贈呈。「子どもたちのため、先生に摂食障害についてよく知ってもらえるよう活用いただきたい」と求めた。市教委保健体育課の植田二朗課長は「リーフレットは全教員に配り、ポスターは保健室に貼るなどして役立てたい」と答えた。
愛媛新聞社
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